東海村の原子力

環境放射線監視結果の概要

茨城県では、「茨城県東海地区環境放射線監視委員会」を設置し、東海・大洗地区にある原子力施設周辺の環境保全を図るとともに、公衆の安全と健康を確保するため、「茨城県環境放射線監視計画」を定め、環境放射線や環境試料中の放射能測定・分析を行っています。

  • (1)原子力施設周辺の積算線量、環境試料中の放射能、原子力施設の排気・排水中の放射能から年間の「外部被ばくによる実効線量」と「内部被ばくによる預託実効線量」を推定し、それらが年間の線量限度(1ミリシーベルト)を十分に下回っているかどうかを年度毎に確認しています。(線量推定評価)
  • (2)原子力施設周辺の空間ガンマ線量率及び降下塵や海水等環境試料に含まれる放射線核種を測定することにより、原子力施設から放射性物質等が異常に放出されたかどうかを四半期毎に確認しています。(長期的変動調査)
  • (3)原子力施設周辺の積算線量及び土壌・河川水・河底水・海水・海底土等環境試料に含まれる放射性核種の放射能を測定することにより、それぞれの核種の放射能濃度が変わっていないか、放射性物質が蓄積していないか、他の地域と傾向が異なっていないかを半年毎に確認しています。(短期的変動調査)

以下の監視結果は、同監視計画に基づき茨城県及び原子力事業所が測定した結果を取りまとめたものから抜粋したものです。

最新:環境放射線監視結果の概要(環境放射線監視季報第181報から)(第2四半期)

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