内宿二区環境保全推進委員会でホタルの移植作業を行いました【多面的機能発揮促進事業】

令和5年4月20日（木曜日）に東海村多面的機能広域推進委員会の内宿二区環境保全推進委員会が石神小学校,白方小学校の協力を得て,石神小学校5・6年生10名と一緒にホタルの移植作業を行いました。

内宿二区環境保全推進委員会では,地域との共生を大切に考え,2021年より「ホタルの里づくりプロジェクト」をスタートさせ,これまでに,ホタルが生息できるよう,地域の水路周辺の清掃や草刈り等環境整備を行ってきました。

今回,ホタルの幼虫が生息している可能性がある亀下地区の水路の泥とホタルの餌となるカワニナを採取し,内宿二区の小沢ため池周辺の水路に移植を行いました。一緒に活動に参加してくれた5・6年生は,先生からホタルの生態についての説明を受けた後,水路に網を入れて,カワニナを採取し,移植をしてくれました。

実験的な試みではありますが,採取地の亀下地区のご理解をいただき,実施することができました。うまくいけば,7月頃にホタルが飛ぶ姿が観察できるかもしれません。

村では,多面的機能発揮促進事業として,農業のもつ,洪水や土砂崩れの防止,自然環境の保全,美しい風景の形成などの様々な働き（多面的機能）が発揮されるよう,地域共同で行う地域資源（農地,水路,農道等）の保全や質的向上を図る共同活動等を支援しています。