4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です

性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為です。
被害者の心身に重大な悪影響を長期にわたり及ぼす許しがたい重大な人権侵害で、決して許される行為ではありません。
4月は、進学・就職などで生活環境が大きく変化する時期です。
10代から20代を狙った性犯罪や性暴力の被害に遭うリスクが高まる時期であるため、国では、毎年4月を「若年層の性暴力被害予防月間」とし、広報や啓発を集中的に行っています。
同意のない性的行為の強要は、いかなる理由・関係性であってもすべて性暴力です。
〇期間 令和7年4月1日(火曜日)~30日(水曜日)までの1か月間
被害に遭わないために
- 「簡単にお金を稼げる」に注意する。
- 友人や知人からの勧誘であっても安心しない。
- 少しでも不安だと思うことやイヤだと思うことは断る。
- 個人情報を安易に教えない。
- 自分自身を守るために正しい知識を得る。
巧妙になっている10代・20代に対する性暴力の手口
- AV(アダルトビデオ)出演強要<外部リンク>
モデルなどのスカウトを装って、AV出演や性的な行為を強要されるケースがあります。 - JK(女子高生)ビジネス<外部リンク>
「おしゃべりするだけ!安心!時給よし!」そんなアルバイト募集広告が実際は性的な行為を含むアルバイトであるケースがあります。 - レイプドラッグ<外部リンク>
睡眠薬などのクスリを飲み物や食べ物に混ぜて、意識をもうろうとさせ、抵抗できない状況にさせられて、性暴力の被害に遭うケースがあります。 - 酔わせて性的行為を強要<外部リンク>
お酒を飲ませ酩酊状態になり、抵抗できない状況にさせられて、性暴力の被害に遭うケースがあります。 - SNSを利用した性被害<外部リンク>
言葉巧みに誘導され、自分の裸の画像を送信させられたり、誘い出されてわいせつな行為をさせられたりするケースがあります。 - デートDV<外部リンク>
身体的な暴力だけではなく、精神的、経済的、性的な暴力があります。
「好きだから」「嫌われたくないから」という気持ちが先立って、自分では暴力と気づけないケースがあります。 - セクシュアルハラスメント<外部リンク>
- 痴漢<外部リンク>
【内閣府】性暴力に関するSNS相談事業(キュアタイム)
秘密は守ります。安心して相談してください。
内閣府では性暴力に関するSNS相談「Cure time(キュアタイム)」を開設しています。
性的なことをされて、イヤだったこと、つらいこと、一人で抱え込んでいませんか。
暴力をふるったり傷つけたりすることだけじゃなく、あなたがイヤだと思っているのに無理やりされる性的な行為もすべて暴力です。
これって性暴力?と思うような悩みも、性暴力のSNS相談「Cure Time(キュアタイム)」にご相談ください。
- チャットを通じてあなたに寄り添い、一緒に考えます。
- ひみつは守ります。安心して相談してください。
- 匿名で相談できます。
- 年齢・性別・セクシャリティを問いません。
- 外国語での相談もあります。
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受付曜日・受付時間
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月曜日、水曜日、土曜日 午後5時~午後9時
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電話で相談したい方は
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性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
全国共通短縮番号 24時間対応(年中無休)
#8891(はやくワンストップ)
※発信場所から最寄りのワンストップ支援センターにつながります。
※一部のIP電話等からはつながりません。
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この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 総合相談支援課 相談支援担当
〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松2005
電話番号:029-287-2525
ファックス:029-282-3538
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更新日:2025年04月09日