蚊・ダニに注意しましょう!!

更新日:2022年12月28日

蚊の発生対策をお願いします!

野外などでイベントが増えるにつれ、蚊に刺される機会も増えてきます。
近年、海外では、病原体を持った蚊に刺されることにより病気になるデング熱やジカウイルス感染症などの「蚊媒介感染症」が流行しています。また、海外からの渡航者ならびに海外からの帰国者が、海外で感染し、日本で発症した事例も報告されています。
発症している人が日本で蚊に刺されると、その蚊によって国内で他の人へ感染が広がる可能性があります。蚊に対しての対策をお願いします。

幼虫対策

庭先、家の周りなどには雨水がたまる植木鉢の受け皿、バケツ、空き缶やペットボトルなどを放置しないようにしてください(ボウフラの発生源をなくすため)。

成虫対策

まめに草刈りをするなど、蚊が潜む場所を減らしましょう。

蚊に刺されないために

家屋内に侵入することもあるため、防虫網などによって蚊の侵入を防ぎましょう。草むらなどに入るときは、肌の露出をしないような服装で、長そで、長ズボンの着用をしてください。虫よけスプレーや蚊取り線香の併用も効果的です。

山や草むらでの野外活動の際は,ダニに注意しましょう!

春から秋にかけてキャンプ,ハイキング,農作物など,山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。
野山に生息するダニに咬まれることで,重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やダニ媒介脳炎,日本紅斑熱,つつが虫病,ライム病などに感染することがあります。
これらの感染症にかからないためには、まず、ダニに咬まれないように対策をとることが大事です。対策を以下に紹介します。

ダニに咬まれないためのポイント!

  • 肌の露出を少なくする⇒帽子,手袋を着用し,首にタオルを巻く等
  • 長袖・長ズボン・登山用スパッツ等を着用する⇒シャツの裾はズボンの中に,ズボンの裾は靴下や長靴の中
  • 足を完全に覆う靴を履く⇒サンダル等は避ける。
  • 明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすくするため)

*上着や作業着は家の中に持ち込まないようにしましょう
*屋外活動後は入浴し,マダニに咬まれていないか確認しましょう
*特に,わきの下,足の付け根,手首,膝の裏,胸の下,頭部(髪の毛の中)などに注意

 

ダニに咬まれたときの対処法

  • マダニは、皮膚に口を突っ込んで吸血するので、無理に引き抜くと先がちぎれて体内に残ります。吸血中のマダニに気づいたときは、早めに医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去,洗浄など)をしてもらいましょう。
  • マダニに刺された後、数週間は体調の変化がないか注意し、発熱等の症状があった場合は、医療機関へ受診をお願いします(医療機関の受診の際には、マダニに刺されたと担当医師へお伝えください)。
  • 【受診時に医師に伝えること】
  • 1.野外野外活動の日付  2.場所  3.発症前の行動

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