メタボリックシンドロームとは?

更新日:2023年08月25日

日本人の死因の約6割を占める生活習慣病は,メタボリックシンドロームから高確率で発症しています。

メタボリックシンドロームの診断基準

ウエスト周囲径は男性85cm,女性90cm以上に加えて,以下の3項目のうち2項目以上該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。

1.血圧・・・最高血圧(収縮期)130mmHg以上 かつ/または 最低血圧(拡張期) 85mmHg以上

2.高血糖・・・血糖 110mg/dL以上 または HbA1c(NGSP) 6.0%以上

3.脂質代謝異常・・・中性脂肪150mg/dL以上 かつ/または HDLコレステロール40mg/dL未満

ウエスト周囲径は内臓脂肪型肥満の目安とされています。運動不足・食べ過ぎなどの生活習慣の積み重ねが原因である場合が多く,将来的に心筋梗塞や脳梗塞などを起こす動脈硬化のリスクが高くなります。メタボリックシンドロームと診断された場合は,ほとんどが生活習慣を改善する事により,重篤な病気を予防することができると考えられています。

特定健康診査・特定保健指導を受けましょう

【特定健康診査とは】

対象者40~74歳で,メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し,リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした特定健康診査です。

メタボリックシンドロームは,自覚症状なく,重症化するまで気が付かないことも多いため,定期的な健康診査で自分の健康状態を把握しておきましょう。

【特定保健指導とは】

生活習慣病の発症リスクが高く,生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して,管理栄養士や保健師が生活習慣を見直すサポートするものです。案内が届いた場合には,積極的に利用して,将来の生活習慣病を予防しましょう。

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