適度な飲酒を心がけましょう

更新日:2024年12月11日

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お酒には,気持ちをリラックスさせ,ストレスを解消させたり,人間関係を円滑にする効果などがあり,生活を豊かにすることができます。しかし,大量のお酒を飲み続けるなどの不適切な飲酒は,肝機能障害や膵炎,がんなどの病気を引き起こす原因となります。また,アルコール依存症を引き起こし,心身ともに大きく健康を害するリスクを生じることもあります。お酒と上手につきあいましょう。

節度ある適度な飲酒量とは?

厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると,「節度ある適度な飲酒量」は,1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。
一般的には,女性は男性に比べると,アルコール分解速度が遅く,臓器障害も起こしやすいとされています。女性は,男性の2分の1から3分の2程度の量が適当と考えられています。

純アルコール20gの目安量

お酒に含まれる純アルコール量= お酒の量(ml)×アルコール度数(%)÷100×0.8(アルコールの比重)

※ 飲酒の習慣のない方に,この飲酒量を推奨するものではありません。
※ 未成年の方,妊娠中・授乳中の方は,飲酒を控えましょう。 
※ 女性や高齢者,お酒の弱い方は,目安量よりも少なめが良いでしょう。
※ アルコール依存症の方の飲酒については、主治医に相談しましょう。

純アルコール量を手軽にチェック!

下記Webツール「アルコールウォッチ」を使って,手軽に純アルコール量を把握しましょう!

※「アルコールウォッチ」とは,厚生労働省より,アルコール依存症の理解を深めるための普及啓発事業の一環として,純アルコール量とアルコール分解時間を把握するためのWebツールとして公表されたものです。

休肝日を設けましょう

アルコールの飲みすぎは,肝臓に負担をかけるだけでなく,全身にさまざまな健康障害をもたらします。1日に飲む量をほどほどにし,週2日は休肝日を設けるなど,飲みすぎない習慣をつけましょう。

リスクのある飲酒について

若者の飲酒

20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。未成年の飲酒は,急性アルコール中毒やアルコール依存症等のリスクが高く,事件・事故の関連も深いという特徴があります。お酒は20歳を過ぎてからにしましょう。

妊娠中・授乳中の飲酒

妊娠中の飲酒は,胎児の正常な発育の妨げになり,低体重や脳の障害、早産や流産などを引き起こす可能性があります。また,アルコールは,母乳にも移行し,乳児の発達に影響を与えますので,妊娠中,授乳中は飲酒を控えましょう。

高齢者の飲酒

若い頃と比較すると,体内の水分が減り,同じ量のアルコールでも酔いやすくなります。飲酒量が一定量を超えると,認知症の発症の可能性が高まります。また,飲酒による転倒・骨折,筋肉の減少の危険性も高まります。

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