東海村わかもの会議vol.3& Cafe gentlyを行いました!
1月28日(日曜日)にアイヴィルにて東海村わかもの会議vol.3が行われました。東海村では、わかものがやりたいことにチャレンジできるまちづくりを進めています。そこで、東海村に在住・通学する高校生や大学生を中心に、自分たちのまちを楽しくするための企画を考える「わかもの会議」を2024年2月まで行います。今回は,3回目の様子をお伝えします。
自分たちでカフェをやろう!
第1回の会議で出た一人の高校生の「カフェがほしい」という意見がきっかけで,1日限定わかものカフェにチャレンジすることが決まりました。「カフェがほしい」という意見の背景には,「高校生が放課後立ち寄れる場所が少ない」という思いがあったので,「カフェを作ってほしい」とただ提案するのではなく,まずは自分たちでできる場づくりをしてみよう!という動きになったのです。そこで,村内でカフェを経営するKUROMATSU COFFEEさんにご協力いただき,わかもの会議vol.3開催の日にアイヴィルでカフェを実施しました。
カフェの名前は”Café gently”。”gently”という単語には「ゆるく」という意味があります。ゆるく楽しめる場所にしようという思いを高校生たちがカフェの名前に込めました。
企画も準備も高校生がメインになって行いました。実際に静岡県菊川市でカフェを定期的に運営する高校生とオンラインでお話することで,どうすれば高校生でもカフェを運営できるかイメージを持つことができました。
また,メニューの考案も可能な限り自分たちでアイディアを出し合い,協力いただくKUROMATSU COFFEEさんに可能かどうかを事前の打ち合わせで確認をしながら,自分たちが考えたメニューを実現させました。
チラシの作成は,春からデザインを学ぶ高校生が行い,チラシに掲載したキャラクターも考案しました。
当日の様子は...
いよいよ当日。高校生たちは,ネームプレートを首から下げ,制服姿でカフェをオープンしました。調理・配膳・会計に分かれて自分たちでシフトを組みました。ドリンクを作ったり,コップにメッセージを書いたりと,カフェの運営に関わらないとできないことを思い切り楽しんでいました。
また,当日はボードゲームを置き,お客さんに楽しんでもらう仕掛けを作りました。カフェをどんな場所にしたいかという話をしたときに,「高校生が楽しめる場としてボードゲームをやれるようにしたい」という話が出たことで決まりました。高校生が自宅にあるボードゲームを持ち寄ったり,役場内でも呼びかけ,使わなくなったカードゲームを寄付していただいたりしました。
カフェを運営する中で「お客さんに,カフェの感想を聞いてみよう!」というアイディアが出たので,お客さんに付箋とペンを渡し,カフェの感想を書いていただきました。感想が書かれた付箋は,紙に貼って掲示しました。「楽しそうな高校生スタッフのおかげで特別なカフェ空間になっていた」「マラソン大会の後に癒された」など,あたたかいコメントをいただくことができました。
ケーキは完売,ドリンクのメニューの多くも完売し,大盛況に終わりました。高校生の保護者の方や,学校の先生方,友人もお客さんとして来てくれただけでなく,偶然立ち寄った方,勝田マラソン帰りの方など,様々な方に来ていただきました。
初めてのことで様々なハプニングや課題はありましたが,「疲れたけど楽しかった」という声が運営の高校生たちから出ました。「自分たちのやりたいことをやった」経験が,高校生の人生の糧になったかもしれません。
カフェの裏側では...
今回の会議は,カフェ運営だけでなくアンケート分析も行っていました。高校生たちが作成したアンケートをイオン東海店とアイヴィルに設置し,約1か月調査を行いました。カフェ運営の裏側で,アンケートを集計し,結果をまとめていました。210人以上の方に回答いただき,様々な意見をいただくことができました。
次回予告
次回の2月22日は東海村わかもの会議の最終回で,村長をはじめとする東海村の大人たちに,自分たちのチャレンジしたこと・これからやりたいことをプレゼンテーションします。2月までに,カフェの様子やアンケートの結果をもとに,自分たちの思いを伝える準備を進めていきます。
以下が,東海村わかもの会議のInstagramです。高校生たちが自ら活動を発信していますので,よかったらフォローしてみてください!
アカウント名:tokai_ibk
この記事に関するお問い合わせ先
総合戦略部 地域戦略課 こども・わかもの政策担当
〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-287-0317
更新日:2024年01月31日