【注意喚起】コンセントまわりの安全対策を見直しましょう
コンセントまわりの安全対策を見直しましょう-子どもの感電や熱傷を防ぐために-

日常生活の中で発生した様々な事故情報が国民生活センター等に寄せられています。その中でも、家庭内の電気製品やコンセント等による子どもの感電や熱傷は、重篤な健康被害につながるおそれのある事故です。
事故の原因としては、コンセントへの金属製異物の挿入が多くみられたほか、電源コードや充電ケーブルに関連する事例もみられました。
感電により生じる電撃傷は、皮膚の熱傷だけではなく、筋肉・神経・心臓などの深部組織に損傷を与えることがあります。特に心臓に影響した場合には不整脈が生じることがあり、重篤な場合には心停止につながる可能性もあります。
また、コンセントにヘアピンや針金などの金属製異物を挿入すると、短絡による火花や高熱で熱傷を負うことがあります。実際に、入院を要した事例も寄せられています。
事故事例
【事例1】コンセントにUピンを差し込んだ。親指と中指、手のひらの中指の根もと部分に熱傷痕があり、一部の皮膚が黒色変化していた。
【事例2】金属製の釣り具の端を中指、薬指間から親指、人差し指間にまたがるように持った状態でコンセントに差し込み、手を受傷した。持っていた釣り具の針金部分は黒く変色し、コンセント下の畳が焼け焦げていた。人差し指の付け根は、熱傷で水疱形成があり、薬 指の付け根部分は、1×10mm程度の線状の褐色壊死になっていた。
【事例3】人感センサー付きライトとコンセント口の隙間にモールをかけ受傷した。廊下の2口コンセントの下の部分(床から20cm程度)にあった人感センサー付きライトが落ちており、モール(10センチメートルほど)が2分割に焼き切れて一部焦げたものが落ちていた。コンセント部分にも焦げがみられた。右手関節に、熱傷。水疱あり。
【事例4】1本のケーブルで両端が違う端子をそれぞれ両手に持って、コンセントに差し込んだ。右手側の端子のみ焦げており、熱傷を負った。電撃傷。不整脈、深部の電撃傷がないか評価する目的で3日間入院した。
【事例5】延長コードの差込口にヘアピンを入れて右手に熱傷を負った。親指の先端と人差し指の付け根部分に、線状の熱傷がみられ、親指の先端と人差し指の間腔に水疱が破れた痕があった。
【事例6】両親が就寝中に、児がコンセントにささった状態の壊れたACアダプタに触れてしまった。以前よりコンセント部分を延長コードに接続したまま、本体が外れることがあった。 熱傷面積は1%未満だが、熱傷であった。また、電撃傷の可能性があり経過観察のために入院した。
アドバイス
・子どもが触れにくい環境を整えましょう。
・保護者による見守りに加え、安全教育を行いましょう。
・コンセントまわりの安全対策を行いましょう。
・事故が起きた場合は、医療機関への相談を検討しましょう。
関連リンク
国民生活センター「コンセントまわりの安全対策を見直しましょう-子どもの感電や熱傷を防ぐために-」
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更新日:2026年10月30日