【注意喚起】クマ撃退スプレーの備え方-事前の確認・準備が必須です-

更新日:2026年09月01日

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シルバーウイークを利用して行楽地などへお出かけされる方もいらっしゃると思います。

近年、クマによる人身被害が増えています。被害を防ぐためには、クマに出会わないようにすることが最も重要ですが、一方で、クマに出会ってしまったときのために、クマ撃退スプレーを備えることは有効な対策の一つです。

クマ撃退スプレーは、適切に使用することでクマの撃退に一定の効果を期待できる製品ですが、噴射距離や噴射時間などが製品により異なります。

クマ撃退スプレーを選ぶ際の注意ポイント

・クマ用、かつ、撃退用のスプレーを選ぶ

クマ撃退スプレーのように見える製品の中には、対人用スプレーのようにク マを対象としていない製品をクマに対しても使用できるものとして販売してい るものもあります。また、クマ忌避スプレーなどと呼ばれる、クマの行動の抑 止が目的ではなく、対象物に事前に吹き付け、強い臭いなどによりクマを近づ けさせないことを目的とした製品もあります。製品の表示などをよく確認し、 クマの行動の抑止を目的とした製品を購入しましょう。

・表示をよく確認した上で製品を購入する

クマ撃退スプレーについては、噴射 距離、噴射時間、噴射パターン、内容量、有効成分、噴射機構(アクチュエー ター)の構造、安全装置、専用の携行用ケースの有無など様々な製品設計のも のがあります。製品を購入する際には、使用する場所や場面を想定し、それを 踏まえた製品を選択しましょう。 

クマ撃退スプレーの保管、持ち運びなどに係る注意ポイント

・安全装置は必要なとき以外は外さない、外した後はつけ直す。

・高温になる場所に置かない。

・こどもの手の届く場所に置かない。

・必要なとき以外は持ち歩かない、人の多い場所では取り出さない。

・航空機に持ち込むことはできない。

・中身をカラにしてから、自治体のルールに従って捨てる。

・皮膚や目に付着したら大量の水で洗い流す。

誤噴射などの相談事例

【事例1】 草刈り機を使用中に、落ちていたカプサイシン含有の熊よけスプレーに刃 先が当たって缶が破裂し、内容物が顔面にかかった。顔面や両足の発赤、熱 感や痛みがあり、水洗して救急搬送された。

【事例2】 大手 EC サイトで熊よけスプレーを購入した。庭でエプロンのポケットに入 れていたところ、しゃがんだはずみにポケットから落ち、缶の側面に穴が空 いて液体が噴出した。右腕や顔にかかり、腕はやけどと同じようにヒリヒリ して痛くてたまらないので、皮膚科を受診した。

【事例3】 クマ撃退スプレーだと思って購入したが、効果が撃退ではなく忌避だった。

【事例4】 クマよけスプレーを室内で誤射し部屋中に広がってしまったが、約9か月 経ってもひどい臭いが取れない。

クマ撃退スプレーを使用する際のポイント

・取扱説明書を確認し、取扱説明書の内容に沿って使用する。

・使用期限や有効期限の切れていない製品を使用する。

・1~3秒程度の噴射が複数回できるよう、原則、使いかけを使用しない。

・すぐに取り出して、噴射できるように身に着ける。

・スプレーの噴射距離を考慮しながら、5~10m程度クマとの距離を置いた状態で噴射する。

・使用者自らがスプレーを浴びないよう、原則として、クマよりも風上から使用する。風下では極力使用しない。

・クマの顔面(目、鼻)を狙って噴射する。

・冬の低温時にはガス圧が低下し、噴射距離が短くなることに留意する。

・事前にクマとの距離のイメージトレーニングや、動画を見るなどして操作方法の確認や噴射の練習を行う(練習用スプレーなどによる実射を推奨)。

・人、テントや荷物などに吹きかけない。

クマ撃退スプレーを使う前に、出会わないことが重要

クマ撃退スプレーは、クマが目の前にいて回避できない状況で使用するものです。スプレーの仕組みや使用方法を事前に理解し、すぐ取り出せる位置に携行することが重要ですが、最も大切なのは遭遇そのものを防ぐことです。「クマを寄せ付けない」「クマに人の存在を知らせる」「クマとの出会いを避ける」という基本対策を徹底することで、多くの事故は未然に防ぐことができます。クマの生息域と人の生活圏それぞれの特徴を理解し、出会わないための行動を心掛けることが、人身被害防止の第一歩です。

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電話番号:029-282-1711

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