【注意喚起】パワーウインドによる事故に注意!
パワーウインドによる事故に注意!-窒息や切断、骨折など重篤なけがを負っています-

自動車のパワーウインドは、簡単な操作で窓ガラスの開閉ができる便利な機能として広く普及しています。一方で、容易に操作ができることから、子どもが遊びでスイッチを操作したり、運転者が窓ガラスの状態を確認しないまま動作させたりしたことによる事故も発生しています。 実際に幼児の首がパワーウインドに挟まり窒息するなどの重篤な事故の報道が、この3年間だけでも2件確認されています。
安全対策としては、「スイッチの突出量や形状などの周辺条件を考慮し、誤操作しにくい構造とすること」や「パワーウインドにロック機構を設定する」に加え、異物を挟むと窓ガラスが反転して開く挟み込み防止(自動反転)機能を、運転席だけでなく前後の窓にも備えた車種がみられますが、一定の安全対策が講じられているにもかかわらず事故が発生しています。
報道にみられた重篤な事故
2024、2023年には、首を挟まれたことによる死亡事故や重篤な事故が発生しています。以下の2つの事例は、報道情報をもとにしたものです。

【事例1】保護者が運転席にあるパワーウインドのスイッチを操作した際、女児が乗車していた右 後部座席以外の窓を閉めたつもりだったが、後方の確認をしていなかった。その後、右後 部座席にいた女児の首が窓ガラスに挟まれ、意識不明の状態で救急搬送され、搬送から約 1時間半後に死亡が確認された。女児がチャイルドシートまたは、座席の上に立ち、窓か ら顔を出すような姿勢をとっていた状況で、窓が閉まった可能性も指摘されている。 (事故発生年:2024 年)

【事例2】保護者が夜から翌日未明にかけ寝かしつけのためにドライブをしていた。後部座席に乗っていた男児は窓ガラスを開けるなどして遊んでいたが、保護者が車を止めようと後ろを見たところ、右後ろの窓ガラスに首が挟まれている状態で見つかった。左後部のチャイルドシートに乗せたということであったが、発見時はシートから離れていたという。病院に運ばれたが、意識不明の重体。 (事故発生年:2023 年)
医療機関ネットワークに寄せられた事故情報
医療機関ネットワークには、パワーウインドで子どもが被害にあった事故事例が、2010 年度 以降の約 16 年間に 17 件寄せられており、その中には窒息や骨折を伴った事例もみられま した。
【事例1】停車中の自家用車の窓に右手小指を挟み受傷。急に泣いたことで保護者が気付いた。男児が窓を閉めるスイッチを押して、誤って挟んだ様子。 (事故発生年月:2025 年 9 月、3 歳、男児)
【事例2】保護者が運転席に、6歳の男児が助手席に同乗し、後部座席には3歳の女児と1歳の男児が乗車していた。後部座席の窓ガラスの開閉操作をロックしていたが、親戚が車の近くに寄ってきたため、保護者は一時的にロックを解除した。その後、泣き声が聞こえたため、運転席にいた保護者が後方を振り向くと男児の指が窓ガラスと窓枠の間に挟まっていた。 (事故発生年月:2024 年 7 月、1 歳 6 カ月、男児)
アドバイス
・乳幼児を同乗させる際は、チャイルドシートを正しく使用し、チャイルドシートのベルトを確実に装着しましょう。
・パワーウインドの危険性や操作方法について、正しく理解しておきましょう。
・子どもが乗車する際は、パワーウインドのロック機能を活用し、子どもによる操作を防ぎましょう。
・パワーウインドを操作する際は、安全を確認してから行いましょう。
関連リンク
国民生活センター「パワーウインドによる事故に注意!-窒息や切断、骨折など重篤なけがを負っています-」
国民生活センター報道発表資料「パワーウインドによる事故に注意! 」
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更新日:2026年07月07日