【注意喚起】空調能力のない“エアコン”に注意!

更新日:2026年03月11日

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「〇〇秒で△△℃上昇させる」や「○秒即暖」といった広告に注意

家庭で使用されるルームエアコンやポータブルエアコン、いわゆるエアコンは、室内の温度や湿度を調整する空調機器で、主に冷房・暖房・除湿機能を備えています。その種類には壁掛け型、天井埋込型、窓用、床置き型などがあり、設置場所や用途に応じて選ばれます。近年では、快適性と省エネ化などの環境配慮の両立が進んでおり、住環境において、なくてはならない存在となっています。

インターネットショッピングで購入した、置くだけで空間の温度を上げたり下げたりする“エアコン”のような効果をうたう商品が広告のように冷えないといった冷房機能や、「〇〇秒で△△℃上昇させる」や「○秒即暖」といった広告があるにも関わらず温風が出ないといった暖房機能に関する相談が寄せられています。

相談事例

【事例1】動画共有SNSの広告を見て、卓上ヒーターを購入した。「外は冬でも部屋の中は半袖」と書いてあるが、顔を近づけないと暖かさを感じない。温風が炎になって吹き出している広告に騙された。

【事例2】SNS閲覧中に室外機のいらない簡易エアコンの広告を見た。広告には日本の大手電機メーカーと共同開発のようなことが表示されていた。かなりの風量があり、3分で部屋中冷たくなるように見えた。商品が届き開封すると、広告とは違って弱い風がどうにか出る程度だった。

【事例3】動画サイトの広告動画では「スイッチを入れると 1 秒で 16 度~20 度の冷風が出て、クーラーが要らない。AI 機能搭載」と宣伝されていた。商品はおもちゃのようで、冷風も出ない。購入後、契約時に記載した電話番号に不審な電話がかかってくるようになった。 

【事例4】スマホでゲームをしていたら電気ヒーターの広告がでてきた。扇風機のような形をした小さめサイズの電気ヒーターで、大手メーカーのマークがついていた。3 秒ですぐに暖かくなり電気代は 1 か月50 円程度だというので注文したが、届いたものは思っていたより小さく、たいして暖まらず、なにより大手メーカーのものではなかった。偽物の粗悪なものだと思う。 

アドバイス

・USB電源や容量の小さいバッテリー等の少ない電力でエアコンのように部屋や空間の温度を上げたり下げたりすることはできません。

USB による電源や容量の小さなバッテリーを使用するなど、消費電力が数ワットといった極 めて少ない扇風機やサーキュレーター等の機器によって空間の温度を大きく下げるような冷房性能を実現することはできません。また、電気ヒーター等による暖房は、局所的に素早く温度を上げることができますが、ルームエアコン等と比較して、空間全体の温度を上昇させるには時間を要し、電気をより多く消費するため、電気料金も高くなる傾向があります。適切な商品を選択・購入できるよう、冷房や暖房の仕組みについて理解を深めておきましょう。 

 

・「数秒で室温が変化する」「エアコン並み」等、冷暖房機能の性能を誇張する広告のある商品は、購入前に記載内容を十分に確認しましょう。

「○畳の室温が数秒で○○度下がる/上がる」、「エアコン並み」のような能力は、家庭用のヒーター等やファン、サーキュレーター等の送風機では実現困難です。極めて優れた性能をうたう商品は、購入前に、冷静になって広告や記載内容を再度確認しましょう。また、特定の団体(大学、企業、研究所、省庁等)との関係をうたう商品については、購入前にその団体のホームページや発表情報等を確認するようにしましょう。なお、1 日にかかる電気代が数円~数十円で、空間の温度を短時間で大きく変化させることは、家電では実現し得ないことから、そのような商品広告がみられた場合は、購入を慎重になるべき一つの目安といえます。 

 

・消費電力や電圧の表示(数値)を確認しましょう。

家庭における一般的なコンセントの定格電圧は AC100V、定格電流は 15A であり、定格消費電力は 1500W です。これを超える定格消費電力の機器を使用すると、遮断機(ブレーカー)作動の原因となるばかりでなく、発煙発火等の事故の原因となります。購入前に定格消費電力の表示が 1500W 以下であることを確認するほか、定格電圧の表示に日本で使用される AC100V を含まず 「AC110V」のみであるなどといった商品は購入を避けましょう。 

 

・「どこから」「何を」を買おうとしているのか、購入する前に「特定商取引法に基づく表記」のページをよく確認したり、インターネット検索で調べたりするなどして確認しましょう。

日本語で表示されたサイトで注文したとしても、商品の販売事業者は海外の事業者である場合があります。「会社概要」や「お問い合わせ」、「特定商取引法に基づく表記」のページをよく確認したり、インターネット検索で調べたりするなどして、自分が今、どんな事業者から、どのような商品を買おうとしているのか今一度確認するとともに、不安な場合は周囲の人に相談することや、実際の店舗で実物を確認のうえ、購入を検討することも一つの方法です。

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