東海村水防団が「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。

更新日:2024年09月02日

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令和6年5月26日(日曜日),東海村水防団員が常陸太田市粟原町地先 久慈川右岸河川敷にて「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。

東海村水防団では,「土のうごしらえ」「月の輪」の訓練を行いました。

水防団・水防団員とは

村では,主に久慈川の水害防止を目的として,東海村消防団(門馬仁志・団長/定員193名)が水防法に基づく水防活動にも従事する形を取っており,消防団員は「東海村水防団」員として活動します。

なお,消防団員は,消防団員を設置する地域住民から任用され,本業の職業を持つ傍ら,非常勤特別職の地方公務員であり,火災や災害に備え,定期的に設備の点検や巡視を行い,訓練を重ねています。

水防団の主な活動内容

水防団員は,水防団長(消防団長)の指揮の下,大雨・台風等により河川氾濫の恐れがあるときは,警戒・巡回活動を行うほか,浸水被害を防ぐ作業などに当たります。

久慈川水系連合水防訓練

久慈川の氾濫に備え,東海村や日立市,常陸太田市,那珂市,常陸大宮市の4市1村の水防団員と国・県・村の職員が参加し,3種目の水防工法を確認する訓練及び実技指導(照明車及び排水ポンプ車)を実施しました。東海村水防団員も約20名が参加し,以下の2種目の訓練に取り組みました。

河川敷で、左端に旗を持っている人とその横に整列している水防団員と国・県・村の職員の写真

(1)土のうこしらえ

土のうを作る訓練です。作った土のうは,堤防の上に並べて水が堤防を越えることを防ぐためなどに使われます。

土のう作成場所
土のう作成現場

(2)月の輪

水防工法の一つで,出水中に堤防の居住地側斜面に漏水により水が吹き出した場合に,土のうを積んで水を溜め,その水圧で堤防からの漏水を抑える工法です。

月の輪全体写真
作った土嚢を積み上げている参加者の写真

今後も水防団や消防団の活動について,村のホームページで随時紹介していきます。  

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