東海村水防団が「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。

更新日:2023年05月30日

令和5年5月28日(日曜日),東海村水防団員が那珂市門部地先 久慈川右岸河川敷にて「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。

東海村水防団では,「土のうごしらえ」「積み土のう」の訓練を行いました。

水防団・水防団員とは

村では,主に久慈川の水害防止を目的として,東海村消防団(根本一成・団長/定員193名)が水防法に基づく水防活動にも従事する形を取っており,消防団員は「東海村水防団」員として活動します。

なお,消防団員は,消防団員を設置する地域住民から任用され,本業の職業を持つ傍ら,非常勤特別職の地方公務員であり,火災や災害に備え,定期的に設備の点検や巡視を行い,訓練を重ねています。

水防団の主な活動内容

水防団員は,水防団長(消防団長)の指揮の下,大雨・台風等により河川氾濫の恐れがあるときは,警戒・巡回活動を行うほか,浸水被害を防ぐ作業などに当たります。

久慈川水系連合水防訓練

久慈川の氾濫に備え,東海村や日立市,常陸太田市,那珂市,常陸大宮市の4市1村の水防団員と国・県・村の職員が参加し,3種目の水防工法を確認する訓練及び実技指導(照明車及び排水ポンプ車)を実施しました。東海村水防団員も約20名が参加し,以下の2種目の訓練に取り組みました。

河川敷で、左端に旗を持っている人とその横に整列している水防団員と国・県・村の職員の写真

(1)土のうこしらえ

土のうを作る訓練です。作った土のうは,堤防の上に並べて水が堤防を越えることを防ぐためなどに使われます。

奥に複数の参加者、手前に袋を広げしゃがんでいる人と、その袋にスコップで土を入れて土嚢を作っている人の写真
しゃがんで土の入った袋の口をひもで縛り、土嚢を作っている様子の写真

(2)積み土のう

水防工法の一つで,洪水により,堤防が沈下したり,水が増えて堤防からあふれてしまいそうになったときに使われます。

作った土嚢を横に並べている参加者の写真
作った土嚢を積み上げている参加者の写真
土嚢に先を丸く曲げた杭を打っている人の写真
杭が撃ち込まれ、三段に積み上げられた土嚢の写真

今後も水防団や消防団の活動について,村のホームページで随時紹介していきます。  

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