防災行政無線からJ-アラートの情報を提供します

更新日:2019年12月23日

村では,東日本大震災の経験をふまえ,国からの緊急情報を住民のみなさんへ瞬時に伝達できるように,J-アラートと村の防災行政無線を平成24年5月10日(木曜日)から接続しました。 防災行政無線で緊急地震速報や津波警報を放送することで,住民のみなさんが素早く予防措置や避難行動をとることができると考えられます。  

1 J-アラートとは

J-アラート(J-ALERT)とは,正式名称を全国瞬時警報システムといい,通信衛星と市町村の同報系防災行政無線を利用し,緊急情報を住民のみなさんへ瞬時に伝達するために,全国的に導入されているシステムです。 対処に時間的な余裕がない大規模な自然災害などに関する情報を,国から直接,住民のみなさんへ瞬時に伝達することができる点が,J-アラートの特長です。

≪24時間自動放送≫  

2 情報の流れ

緊急事態の発生から住民のみなさんに情報が伝達されるまでの大まかな流れは,以下のとおりです。

緊急事態の発生時、消防庁から通信衛星へ情報を発信し、通信衛星から都道府県庁や市町村へ情報の伝達をする仕組みを図解した画像
  1. 緊急事態の発生とその情報入手
    津波などの緊急事態の発生後,国の関係機関が情報を入手します。
  2. 消防庁へ情報伝達
    国の機関は知り得た緊急事態について,消防庁に情報を伝達します。
  3. 地方公共団体へ情報伝達
    消防庁は通信衛星を経由して,緊急情報を全国の地方公共団体へ配信します。
  4. 住民へ情報伝達
    消防庁からの緊急情報を地方公共団体が受信します。市町村において防災行政無線が自動起動され,屋内退避や高台への津波避難による自己防衛などの指示情報が住民のみなさんへ伝達されます。

(注意)地震の場合は,本震より遅れた情報になる場合もありますが,余震に対する備えとしての情報となります。  

3 接続の時期  

平成24年5月10日(木曜日)から

4 追加される情報

村の防災行政無線(屋外放送塔及び戸別受信機)からJ-アラートの情報として,住民のみなさんに 提供される情報は,以下のとおりです。添付ファイルをクリックすると,実際に放送される音声を聞くことができます。

(1)緊急地震速報

「(NHK緊急地震速報と同じチャイム音)緊急地震速報。大地震です。大地震です。(下りチャイム音)」

(2)津波警報及び大津波警報

「(サイレン3秒間を3回)大津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください。(下りチャイム音)」 津波警報は高いところで1~3メートル程度の津波が,大津波警報は3メートル以上の津波が予測される場合に発表されます。  

(3)津波注意報

「(上りチャイム音)津波注意報が発表されました。海岸付近の方は注意してください。(下りチャイム音)」 津波注意報は高いところで0.2~1.0メートル程度の津波が予測される場合に発表されます。  

津波情報や津波予報などの詳細については,下記の気象庁ホームページをご参照ください。    

ご不明な点などがありましたら,防災原子力安全課(役場5階/内線1518)にお問い合わせください。

このページに関するお問い合わせ先

村民生活部 防災原子力安全課 消防防災・原子力安全担当

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-270-4418

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