よくある質問と回答(FAQ)
(仮称)歴史と未来の交流館は、以下「交流館」とします。
質問1.どうして交流館を建てるの?
回答
村では、これまで4度にわたって資料館整備構想や計画策定などの取り組みを進めてきましたが、各々諸般の事情により断念せざるを得ませんでした。特に、平成22年に策定された「東海村(仮称)生涯学習センター基本計画」は、東日本大震災の影響により中止となりましたが、その内容は、生涯学習施設として多岐にわたる機能を盛り込んでいました。
しかし、施設の必要性そのものが消えてしまったわけではなく、「郷土の歴史を知り・守り・伝える」拠点の整備は重要な課題でした。また、旧中央公民館の老朽化により青少年育成の拠点施設の確保も喫緊の課題となっていました。
このことから、文教エリアの一角に歴史を守り伝える機能と青少年の活動拠点機能に特化した交流館を整備するものです。
質問2.交流館はどんな施設なの?
回答
ふるさと東海村の歴史や文化を発信する拠点、未来を担う子どもたちが体験や遊びを通して豊かな感性を育む活動拠点、そして幅広い世代が交流し、郷土愛を育み賑わいをつくる生涯学習施設であり、歴史博物館と子どもたちの活動拠点機能をあわせもつ、全国でもあまり類例のない複合施設です。
質問3.交流館はどこに建てるの?
回答
村のほぼ中心に位置し、中央公民館や図書館、文化センターなどがある文教エリアの一角に建設します。
これらの施設と隣接していることで、連携した事業展開も可能です。
質問4.開館はいつ頃なの?
回答
令和元年・2年の2ヵ年で建設を進め、令和3年7月の開館を目指しております。
質問5.建設費はどのくらいなの?
回答
予算額として建築・電気・機械工事で14億8,995万円、展示制作は9,905万円を見込んでおります。
また、関連経費として、工事監理に5,401万円、備品購入に1億8,400万円を見込んでおります。
質問6.建設費の財源計画は?
回答
建設費のうち7億円は国の交付金を活用しますが、建設費の一部や外構工事費、展示制作費については、自主財源を充てる計画です。
質問7.交流館を建設するために、行政サービスが縮小・廃止されてしまうの?
回答
村では、事務事業については適宜見直しを行っております。交流館を建設するために行政サービスが縮小・廃止されることはありません。
質問8.将来の維持管理はどれくらいかかるの?
回答
実施設計において定めた設備・仕様等をもとに、光熱水費、委託料、使用料及び賃借料などの合計として、約3,140万円と試算しております。
質問9.施設の管理運営体制は?
回答
施設の安定的かつ継続的な運営のため、教育委員会の直営とし、現行の担当部署を配置する予定です。
また、関係団体、市民学芸員や展示サポーターなど、住民の方々とともに協力して事業を運営する仕組みを構築してまいります。
質問10.屋外での活動のための設備は?
回答
野外炊事や土器作り体験、火おこし体験など火や水を使う活動も予定しているため、屋外用のカマドや地流しのほかトイレ、倉庫などを設置します。
質問11.敷地内には駐車場はないの?
回答
敷地内には、多目的駐車場や駐輪場を設置しますが、屋外での交流・体験活動時の安全性などを確保するため、一般駐車場は旧中央公民館側に整備する計画です。
質問12.大きな通りを横切ることになるが安全対策はどうするの?
回答
交流館へのアクセスの安全対策については、交差点付近に歩行者滞留スペースを設け、視認性を確保する計画です。また、歩車分離式信号機への変更など更なる安全対策について関係機関とも協議してまいります。
質問13.既存の施設は利用できないの?
回答
村では、これまでも「なごみ東海村総合支援センター(旧東海病院)」や「リサイクルプラザとうかい(旧東海村心身障害者福祉センター)」など、再利用をしておりますが、現在は恒常的に未利用が見込まれる遊休施設はありません。
質問14.とうかいまるごと博物館ってなに?
回答
「とうかいまるごと博物館」とは、東海村をまるごと屋根のない博物館と捉える考え方です。コンパクトな面積の中に多様な文化財や自然が存在するという東海村の特徴を生かし、東海村全域をフィールドに、歴史・自然に親しみ、郷土愛を育むことのできる活動を展開します。
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会 生涯学習課 (仮称)歴史と未来の交流館整備推進室
〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松768番地38(歴史と未来の交流館)
電話番号:029-287-0851
ファックス:029-287-7060
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更新日:2023年02月14日