違法な水道配管になっていませんか?

クロスコネクション（誤接合）とは

配水管（本管）から各ご家庭等に水道水を供給するための給水管や給水装置が、「水道以外の管（井戸水、工業用水等）」と直接接続されていることを「クロスコネクション（誤接合）」といいます。

クロスコネクション（誤接合）は、法律で固く禁止されています。

止水栓（バルブ）等を設け、蛇口から出る水を、水道水と水道水以外の水を切り替えて使用できるようにされている場合も、クロスコネクションです。

違法な配管は、社会的に重大な事故を引き起こしかねません。指定給水装置工事事業者はもちろん、水道をご使用のお客様にもご理解とご協力をお願いします。

クロスコネクション

水道の給水管と水道以外の管がつながっていると、たとえバルブがついていてもバルブの故障や操作不良・閉め忘れなどにより、井戸水等が配水管（水道本管）に逆流するおそれがあります。

逆流した水が汚染されていた場合、周辺のご家庭では飲用に適さない危険な水を飲んでしまうだけでなく、最悪の場合は水道水の水質が汚染され、広範囲に健康被害が生じることになります。

水道水の安全性を確保する公衆衛生上の観点から、クロスコネクションは水道法および水道法施行令により禁止されています。

速やかに東海村指定給水装置工事事業者へ依頼し、水道の給水管から水道以外の管を切り離してください。切り離しに要する費用はお客様のご負担となります。

クロスコネクションをそのまま放置しておくと、井戸水などが水道本管に逆流するおそれだけではなく、反対に大量の水道水が井戸などに流れ込み、後日思いもよらない莫大な水道料金が請求されることがあります。この場合の水道料金の免除または減額措置は一切ありません。請求金額の全額をお支払いいただくことになります。

また、クロスコネクションを原因として水道水が汚染され、被害が出た場合の費用等についても原因者の全額負担となります。

クロスコネクションが発見されてもすぐに改善していただけないときは、東海村水道事業給水条例に基づき、管が切り離されたことが確認できるまで給水を停止する場合があります。

第十六条水道事業者は、当該水道によって水の供給を受ける者の給水装置の構造及び材質が、政令で定める基準に適合していないときは、供給規程の定めるところにより、その者の給水契約の申込を拒み、又はその者が給水装置をその基準に適合させるまでの間その者に対する給水を停止することができる。

第六条法第十六条の規定による給水装置の構造及び材質は、次のとおりとする。

第六号 当該給水装置以外の水管その他の設備に直接連結されていないこと。

第38条村長は、次の各号のいずれかに該当するときは、5万円以下の過料を科し、その理由が継続する間給水を停止し、損害があったときはこれを賠償させることができる。

(3)正規な手続を経ないで、工事を行い給水装置を使用したとき。

(4)給水装置を汚染のおそれのある器物又は施設と連絡して使用する場合において、警告を発してもなおこれを改めないとき。

第39条給水装置の構造及び材質が第7条第1項（＝水道法施行令）に規定する基準に適合しなくなったと認めるときは、その基準に適合されるまで給水を停止することができる。

建設部水道課工務担当

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号：029-282-1711
ファックス：029-283-2373

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