7月は”社会を明るくする運動”強調月間です
犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ

▲第75回”社会を明るくする運動”啓発ポスター
”社会を明るくする運動”は,犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人の立ち直りについて理解を深めながら,犯罪や非行のない明るい地域社会を築こうとする全国的な運動で,今年で75回目を迎えます。この運動では,犯罪や非行のない地域をつくるために,一人ひとりが考え,参加するきっかけをつくることを目指しています。
東海村では,東海保護司の会や東海村更生保護女性会,東海村人権擁護委員会などの団体が,この運動を支えています。地域の中で罪を犯してしまった人と社会を温かい心で結び,その立ち直りを支えるため,日々活動を行っています。
7月1日に東海駅で街頭啓発活動を行いました
7月1日の朝,東海保護司の会,東海村更生保護女性会,東海村人権擁護委員会等で組織する「社会を明るくする運動東海村推進委員会」(代表・山田修村長)が,JR東海駅で啓発活動を行いました。
この活動には,東海中学校,東海南中学校,県立東海高等学校の生徒の皆さんも参加し,犯罪や非行のない安全・安心な社会の実現につなげるため,一人でも多くの方の理解と共感を得られるよう,通勤・通学の皆さんに声を掛けながら,活動に関するリーフレット等の啓発物品を配布しました。
どうして犯罪や非行が起きてしまうのか,立ち直ろうとする人を地域で受け入れ,支えるためには何が必要なのか。この機会に,改めて考えてみませんか。
更生保護を支える人々
保護観察官
保護観察官は,更生保護に関する専門的知識に基づいて,保護観察及び犯罪予防に関する事務に従事する「国家公務員」です。
保護司
保護司は,犯罪や非行をした人の立ち直りを支えるため,保護司法に基づき,法務大臣から委嘱された民間のボランティアです。保護観察官と協力しながら,犯罪や非行をした人の立ち直りを支えるほか,犯罪予防活動にも取り組みながら,安全・安心な地域社会づくりに貢献しています。東海村では,13名の方(令和7年6月末現在)が保護司として活動しています。
更生保護女性会
更生保護女性会は,地域社会の犯罪・非行防止のための啓発活動を行うとともに,青少年の健全な育成を助け,犯罪や非行をした人の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体です。東海村更生保護女性会では,18名の会員(令和7年6月末現在)が各種イベントにおける啓発活動や更生支援施設への花生け活動などを行っています。
協力雇用主
協力雇用主は, 犯罪や非行をした人の自立と社会復帰に協力するため,犯罪や非行をした人を雇用し,立ち直りを支える民間の事業者です。
人権擁護委員
人権擁護委員は,国民の基本的人権を守り,また,人権が大切なものであることを地域に広めるため,人権擁護委員法に基づき,法務大臣から委嘱された民間のボランティアです。人権思想の普及活動,人権侵害の防止活動,窓口での相談受付活動などを行っています。
東海村では,5名の人権擁護委員(令和7年6月末現在)が活動しており,”社会を明るくする運動”を推進する一員として,啓発活動に参画しています。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 地域福祉課 地域福祉・地域医療推進担当
〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-282-8919
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年07月14日