「村立保育所・幼稚園等に関する再編整備基本計画」の見直し

村では、平成30年4月に村立保育所、幼稚園、認定こども園の今後のあり方と再編整備の方向性を示した「村立保育所・幼稚園等に関する再編整備基本計画」を策定し、次のとおり基本方針を定めました。

昨今、全国的な少子化の進行や共働き世帯の増加、女性の就業率の高まりなどを背景に社会情勢が大きく変化しています。本村でも、出生数に起因した就学前児童数が減少傾向にある一方で、仕事と子育ての両立を求める子育て世代の保育ニーズは高まっています。

また、村立幼稚園の園児数は、平成15年度以降減少傾向が続く中、今年度はピーク時の半数以下となっており、村松幼稚園以外の園ではここ数年、学年1クラスの学級編成となっています。

このように、本村における教育･保育の状況が大きく変化していることに加え、村立保育所･幼稚園舎は、半数以上が昭和40年代後半に建設され、建築後40年以上経過していることなどを踏まえ総合的に判断し、適正な集団規模の維持と幼児教育･保育サービスの質の向上を図るため、基本計画を見直すこととしました。

村立幼稚園の再編に向けて下表のとおり、段階的に統合します。

※内容が変更となっています。（令和3年2月26日）

村立幼稚園を再編し、村松幼稚園へ統合するに当たり、次のとおり協議の場･機会を設けます。

なお、会議での検討状況については、村公式ホームページ等で会議録を公表し、随時お知らせします。

【「（仮称）村立幼稚園再編に向けた検討会議」の設置】

構成▼各幼稚園の保護者代表、地域の代表者、各幼稚園の教諭、子育て支援課職員ほか

主な協議事項▼

▽村松幼稚園周辺の安全対策、登降園時の交通手段（園バスの配車）･駐車場の確保

▽これまで各園で取り組んできた事業、地域との交流活動や自然を生かした体験活動等の継承

▽就学に向けた各入学先小学校との幼小連携

【「村立幼稚園職員等ワーキング･チーム会議」の設置】

構成▼各幼稚園教諭,保育所保育士及び認定こども園保育教諭,教育委員会指導室職員,子育て支援課職員,その他協議事項に応じて関係課職員が参集

主な協議事項▼

▽「検討会議」での協議事項の具体的な検討

▽複数学級でのクラス運営、幼稚園の統合に向けた園児の受け入れ･職員体制の整備、職員研修の実施

▽教育･保育時間の拡充（登園開始時間、預かり保育時間）

▽お弁当の提供または小学校での給食交流の実施

詳細については下記をご覧ください。