認知症サポーターになりませんか?
認知症サポーターとは
「なにか」特別なことをする人ではありません
「認知症サポーター」は、認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る「応援者」です。
認知症はだれでもなる可能性のある病気です。いつ自分や家族、友人などの身近な人が認知症になるか分かりません。今のうちから「自分の問題である」という認識を持つことが大切です。
そして、一人ひとりのちょっとした工夫や気遣い、小さな見守りが地域の大きな力になります。あなたも「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症サポーターになりませんか?
認知症サポーターに期待されること
認知症サポーターには、何かしなければいけない決まりはありません。期待されることのうち、無理なくできることを実践してみてください。
- 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
- 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
- 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
- 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
- まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
(注釈)厚生労働省ホームページより引用
関連ページ
- 認知症サポーターキャラバンの活動の紹介(外部リンク) https://www.caravanmate.com/
認知症サポーター養成講座
東海村では、認知症の人を温かく見守り、認知症の人とその家族にやさしい地域づくりを目指し、「認知症サポーター」を養成しています。
概要
- 時間は90分程度(児童は60分程度)
- テキストやDVD、資料などを利用し、認知症の基礎知識,認知症の方へのかかわり方などを学びます
- 講座を受講していただいた方には、「認知症サポーターカード」をお渡しいたします。「認知症サポーターカード」は、認知症サポーターである証となります。普段から身に着けるように心掛けましょう!
- 約5名以上のグループであれば、ご希望に応じて開催することも可能です

サポーターカード(中学生以上)

キッズサポーターカード(小学生用)
受講対象者
下記の表のとおり、村内在住・在勤・在学の方を対象としています。
住民 | 自治会,高齢者クラブ,介護予防活動団体,ボランティア団体,民生委員など |
---|---|
職域 | 企業,金融機関,スーパーマーケット,コンビニエンスストア,宅配業者,公共交通機関,タクシー業など |
学校 | 小中高等学校の児童・生徒,教職員,PTA,学童クラブ,子供会など |
認知症サポーター養成講座の開催について
1 定期開催
日にち | 時間 | 会場 | 申込開始 |
---|---|---|---|
令和5年6月28日(水曜日) |
10:00~ 11:30 |
ウエルシア東海舟石川店 (舟石川駅西2-9-12) |
6/15(木曜日)~ |
令和5年11月17日(金曜日) |
特定非営利活動法人 まつぼっくり (須和間1302-10) |
10/16(月曜日)~ |
■定員
各回先着8名(事前申込)
■費用
無料
■問合せ・申込
東海村南部地域包括支援センター(特別養護老人ホームオークス東海 内)
電話:029-352-2867
2 個別開催(講座開催までの流れ)
出張で講座を開催します。受講料(テキスト料)は無料です。
- 受講してくださる方々を集めてください。5名以上の団体様でお願いします。対象は、上記の表「受講対象者一覧」をご参照ください。
- 会場のご用意をお願いします。
- 圏域の地域包括支援センターへご連絡ください。開催日時等についてご相談させていただきます。問合せ先は、こちら「地域包括支援センターについて」(内部リンク・別ウインドウで開きます)をご覧下さい。
認知症サポーター認定所の登録
本村では、認知症サポーターのいる村内の店舗や事業所を増やし、認知症の人やその家族が安心して暮らし続けることのできるまちづくりを推進しています。
詳しくは、こちら「東海村認知症サポーター認定所の登録について」(内部リンク・別ウインドウで開きます)をご参照ください。
認知症サポーターステップアップ講座
「温かい目で見守る応援者」から、一歩進んで
認知症サポーター養成講座で学んだことを土台に、認知症の知識をさらに深め、実際の地域活動に向けた対応スキルを学習し、認知症サポーターからステップアップした「地域で活躍できるサポーター」を育成する講座です。
認知症サポーターの中には、身近な方や地域、職場で認知症の人へのお手伝いを行っている方もいます。認知症の人への声掛けや認知症カフェのお手伝い等、活動は様々です。
概要
・受講団体に合わせた講座を開催します
・受講料(テキスト料)は無料
・ステップアップ講座の目的とチームオレンジについて ・認知症の理解と対応 ・認知症の人との楽しい時間の過ごし方 ・ボランティアの心得、個人情報の保護と事故防止 ・道に迷っている人への対応方法 ・東海村の認知症施策と社会資源 ・グループワーク ・ボランティア実習 |
受講対象者
1.村内在住・在勤・在学で、認知症サポーター養成講座を受講された方(受講年度は問わない)
2.ボランティア登録及びボランティア活動が可能な方
※ ボランティア活動とは、認知症カフェやサロンを開いたり、話し相手や見守り活動、認知症の人の困りごとをお手伝いする活動を主体的に行っていただける方
ステップアップ講座を開催しました
令和3年11月、全3日間の日程でステップアップ講座を開催しました。
■1日目:講義
認知症の基礎知識の復習やボランティアの心得,個人情報や事故防止について包括支援センターの講義を行いました。
■2日目:ボランティア実習
村内の介護施設にボランティア実習に行き,利用者とレクリエーションや談話をし,施設専門職から認知症ケアについて学びました。
■3日目:講義とグループワーク
道に迷っている人への対応方法や東海村の認知症施策、チームオレンジについての講義、ボランティア実践者からの講話、2班に分かれてグループワークを行いました。
「ステップアップした認知症サポーターとして、自分たちに何ができるか」をテーマに、「家族の視点」と「認知症当事者の視点」で考え、率直な思いを付箋に書いて模造紙に貼りました。「家族が身体と心を休める場を提供したい。」「話を聞きながら散歩や一緒に外出をしたい。一緒にできることを見つけ支えたい」などの心温まる声が多く寄せられました。
ステップアップ講座交流会を開催しました
令和4年3月、ステップアップ講座受講者と、認知症サポーター養成講座の講師役である「認知症キャラバンメイト」の皆さんで、認知症当事者の社会参加につながるボランティア活動について考える交流会を開催しました。
認知症の人やその家族を支援する関係者として、顔の見える関係づくりと3班に分かれてグループワークを行いました。「認知症の人が地域で孤立しないための関係づくり」をテーマに、これからどう取り組んでいくか意見を出し合いました。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 総合相談支援課 地域包括担当
〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松2005
電話番号:029-212-7785
ファックス:029-212-6818
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2023年12月08日