東海村在宅医療・介護連携推進事業について

ページID : 8264

在宅医療・介護連携推進事業とは

東海村では,医療と介護の両方を必要とする高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域における医療・介護の関係機関が連携して、多職種協働により在宅医療・介護を一体的に提供できる体制を構築するため、地域の関係機関の連携を推進しております。

東海村の取り組み

1.在宅医療・介護連携に関する相談支援

(1)相談窓口の設置

令和5年3月1日から在宅医療・介護連携に関する相談支援として,北部及び南部地域包括支援センターに相談窓口を設置しております。

2.地域住民への普及啓発

(1)人生会議(ACP)について

「人生会議」とは、アドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)の愛称です。アドバンス・ケア・プランニングとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。

あなたの希望や価値観は、あなたの望む生活や医療・ケアを受けるためにとても重要な役割を果たします。(中略)全ての人が、人生会議をしなくてはならないというわけでは、決してありません。あくまで、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。一方で、人生会議を重ねることで、あなたが自分の気持ちを話せなくなった「もしものとき」には、あなたの心の声を伝えることができるかけがえのないものになり、そして また、あなたの大切な人の心のご負担を軽くするでしょう。

出典:ゼロからはじめる人生会議(厚生労働省・神戸大学)

URL:https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/about/index.html

(2)エンディングノートについて

これまでの人生を振り返り,自分自身の気持ちを見つめ直すためのツールとして「わた史ノート」を作成しております。

今後,もし,自分の意志を家族や身近な方に伝えることが難しくなったとしても困らないよう,今後の人生についてへの思い,介護や医療についての希望,大切な方へのメッセージを記しておくことができるものです。ぜひご活用ください。

(3)介護・医療・地域情報検索システム「まるっとナビ」について

村では,平成30年3月26日から介護サービス事業所と医療機関の情報について,インターネット上で検索できるシステムを公開しておりましたが,令和6年12月からさらに地域での住民活動なども検索できるよう機能を追加し,新たに「東海村介護・医療・地域情報検索システム『まるっとナビ』」としてリニューアルしました。

地域でどんな活動が行われているかを把握し,積極的に地域の活動に参加していただければと思います。

3.医療・介護関係者の情報共有の支援

(1)医療・介護関係者間の情報共有ツールについて

医療機関,介護事業所の情報連携のためにMedical Care Station(MCS)を導入しております。また,東海村の住民(患者)を中心に情報連携するときに,こちらの情報共有ツールを活用することができます。詳細については以下の通りになります。

4.医療・介護関係者の研修・交流

医療や介護関係者のニーズを反映させた研修が実施できるよう検討を行っております。

研修会・交流会の開催状況
開催日 参加者合計 参加者属性

2023年10月18日

介護サービス事業所合同研修会

18名 通所系10名,短期入所・施設系4名,居住系(グループホーム)4名

2024年12月25日

多職種交流会

61名

医療機関12名,薬局5名,居宅介護支援系12名,

訪問系17名,通所系7名,施設系1名,

福祉用具系1名,地域包括支援センター3名,

その他団体3名

 

2024年12月25日交流会の様子

20241225交流会の様子

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 保険課

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-282-8919

メールフォームによるお問い合わせ