包括管理業務委託(第一期)について
1.包括管理業務委託とは?
地方公共団体が保有する公共施設の設備点検,清掃業務等を（包括管理事業者＝マネジメント会社）が一括管理することです。東海村では,令和7年度から一部施設での導入を目指し,現在,導入可能性について検討を進めているところです（令和5年9月現在）。
現在の公共施設の管理手法としては,各施設所管課が業務（予算）毎に契約事務を行っており,これらの事務手続きの効率化を図る必要があることや,担当課ごとに管理水準にばらつきがあることが課題となっております。
包括管理は,施設維持管理業務のうち,民間事業者のノウハウを活用する（委託する）ことが効率的であると見込まれたものをピックアップし,これらの事務をまとめて一括発注するものです。
包括管理業務委託の中には,専門業者による定期巡回を含めることで,不具合箇所の早期発見や,効果的な予防保全へのデータ活用といったメリットが見込まれます。
2.事業者選定について
当該業務のパートナーとなる事業者（マネジメント会社）の選定にあたっては,運営開始後に業務範囲等において認識の違いが生まれないよう,事前に村の考えと事業者の意見を十分にすりあわせる必要があるため,左記フロー図及び下記のとおり手続きを進めていきます。
(1)終了しました：サウンディング調査
事業の構想段階から民間事業者と条件等について対話(意見交換)を行うことで当該事業の市場性把握や,より良い事業とするためのアイディア提案が期待できます。また,村としては,事業化が決定された後に事業者選定を行う際,事前に対話を行うことでよりよい公募条件設定について検討することができます。これをサウンディング型市場調査といいます。
(2)終了しました：地元事業者向けの事前説明会
当該事業の推進には,これまでどおり地元事業者をはじめとした関係事業者の協力が必要不可欠です。
まずは地元事業者へ,当該事業の理解促進(村の狙い,事業の前提,目指したい姿の共有)を図るための事前説明会を開催いたしました。
日時：令和5年12月21日(木曜日) 18時30分～19時10分
場所：東海村産業・情報プラザ
参加事業者：村内（村営）事業者 35社
※全体概要説明の結果,異議等の意見(質疑応答)なし
(3)公募・選定
令和7年4月1日からの業務開始を目指し,公募型企画提案競技(プロポーザル)を実施いたします。詳細は下記リンクを御確認ください。
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更新日：2024年05月02日