令和6年度いばたんの取り組み
東海村と東海高校が連携して授業を実施
東海村と茨城県立東海高等学校では、2学年の「総合的な探究の時間」を活用して高校生が地域へ飛び出し、学ぶ授業を展開しています。
具体的には、いばたん実行委員会が運営する「茨城の魅力を探究し発信する高校生コンテスト」へ応募する東海村の動画を作成し、動画を作る過程で高校生が地域のことを知る取組みを進めています。
多くの時間を過ごす学校生活。家と学校、駅と学校の往復だけではもったいないので、授業を通して普段の生活では気づけなかった村の魅力を発見することが狙いです。
「茨城の魅力を探究し発信する高校生コンテスト」について
Instagram:https://www.instagram.com/ibaraki_tankyu/
YouTube:https://youtube.com/@user-tq5kj9rn7x?si=UGSJNr1aXmqF5mrc
授業内容
授業は2月のコンテスト本番へ向けて、1年間を通して実施します。
農業、産業、福祉、まちづくりなど多分野の魅力を高校生へ伝える授業や、外部講師から動画作成のコツや著作権、プレゼンテーションなどについて学ぶ機会もあります。
また、夏休み前には実際に地域で動画を撮影するフィールドワークを実施するなど、コンテスト本番へ向けて様々な授業を実施しています。
【年間スケジュール】
5月~6月 キックオフ授業、東海村の概要
6月頃 東海村の魅力深堀
7月 動画制作の講義、フィールドワーク
8月 夏休み(宿題:動画撮影計画書の作成)
9月~11月 著作権講義、動画編集
12月 校内発表会
1月 いばたん本選応募締切
TOKAI No.1決定戦
2月 茨城の魅力を探究し発信する高校生コンテスト
3月 1年間の振り返り
※年度によって時期や内容が変わる場合があります。
キックオフ授業(5月)
令和6年5月14日(火曜日)に令和6年度のいばたんがスタートしました。
「茨城の魅力を探究し発信する高校生コンテスト」(通称:いばたん)の実行委員を務める茨城大学の学生と東海村役場の職員が各クラスで,いばたんと東海村の概要についてお話しました。
また,東海村の魅力について考えたり,生徒同士で何が魅力かを話し合ったりし,東海村に関する動画を作成していく上で重要になる「東海村の良さ」を自分事化しました。
魅力深掘り授業(5・6月)
令和6年5月30日(木曜日)と6月6日(木曜日)に東海村のことをより詳細に学ぶための「魅力深掘り授業」が行われました。
70周年記念イベント,歴史,スポーツ,シティプロモーション,国際交流,公共施設,特産品,観光・イベントの8つのテーマで授業が行われ,生徒はこれらのテーマの中から2つ選んで東海村について学びました。
東海村役場の職員が授業の講師となり,高校生にとって「東海村のリアルな話」を実際に業務を担当している人から聞くことができる貴重な機会になりました。
授業ではイモゾーのぬいぐるみを投げ合って走るイモゾーリレーや,東海村の歴史にまつわるクイズ,東海村発足70周年を盛り上げるアイディアなどのワークショップが行われました。
外部講師授業(6月)
6月13日(木曜日)に、外部講師としてケーブルテレビJWAY様をお招きし、著作権について講義していただきました。ルールを守りながら動画制作するための方法をクイズ形式で学ぶことができました。
また,JWAYの取材で実際に使用している機材でインタビュー体験を行い,撮影時のコミュニケーションの取り方や,人物の撮り方などについて教わりました。
フィールドワーク(7月)
7月4日(火曜日)のフィールドワークでは、東海村の様々な公共施設や店舗を訪問し、動画撮影や、インタビューを行いました。
普段はあまり行くことがない場所や、はじめての場所に行き、取材を行うことで今まで知らなかった東海村の魅力について知ることができました。
外部講師授業(9月)
東海村在住でミニシアター「あまや座」支配人の大内靖さんを外部講師にお招きし、「動画を制作するための基礎講座」を行いました。
撮影のやり方や台本の作り方といった動画制作のノウハウを学び、多くの人に魅力が伝わる動画の作成スキルを学びました。
いけてるプレゼンをしよう!(11月)
11月21日(木曜日)に株式会社カゼグミ 代表取締役の鈴木さんをお招きし,「プレゼンテーションのコツ」について講演いただきました。
「いばたん」の動画発表の場はもちろんですが,面接・告白・時には日常会話にも,,,人生にはプレゼンテーションをする機会がたくさんあります。今回,「パワポカラオケ」という即興プレゼンテーションの実演を通して,生徒のみなさんが人に情報を伝えることについて実践的に学びました。
東海高校×いばたん TOKAI No.1決定戦(1月)
2025年1月30日(木曜日)に,アイヴィル(東海村産業・情報プラザ)で「いばたん TOKAI No.1決定戦」を実施しました。
この決定戦は,いばたん本選とは別に,東海村がオリジナルで行っているものです。
12月に行われた校内発表会で高得点だったチームや、講評を受け作品をブラッシュアップした計9チームが動画の発表を行いました。ほしいも,イモゾー,東海十二景,あいのりくんなど…様々な村の魅力を高校生が動画にしています。
決定戦では,東海高校校長先生,村長や教育長をはじめとする東海村の大人が審査員になって最優秀賞を決定し,また,会場投票を行い一番人気のあった作品を特別賞として表彰しました。
厳正な審査の結果,TOKAI No.1決定戦は
最優秀賞 … a new「茨城発祥事件簿~貴方は目撃者となる~」
特別賞 … チームI 「イモゾーのナゾ」
に決定しました!おめでとうございます!!
2/15(土曜日)には,いばたん本選が予定されています。
今後の東海高校生の活躍も期待大です!
いばたん本選で入賞!(2月)
これまでの授業を通して東海高校では33チームが動画を制作し,いばたん本選へ応募しました。その結果…東海高校のチーム「A new」が,いばたん本選で入賞しました!
TOKAI.No.1決定戦に続く快挙,おめでとうございます!
「A new」の動画はYouTubeで公開されています。東海高校生が自分たちの視点を生かして東海村や茨城県の魅力に迫った動画になっています。ぜひご覧ください!
★自治体特別賞
茨城発祥事件簿~貴方は目撃者となる~/チーム:a new
内容:東海村のマスコットキャラクター「イモゾー」が倒れていたのが発見された。探偵は「茨城発祥のもの」を手掛かりに,真相を追究していく。
この記事に関するお問い合わせ先
総合戦略部 地域戦略課 こども・わかもの政策担当
〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-287-0317
更新日:2025年02月27日