8月20(日曜日)に東海村消防団が夏季訓練を実施しました

更新日:2023年09月06日

令和5年8月20日(日曜日)に,東海村消防団(根本 一成・団長,定員193人)が東海消防署で夏季訓練を実施し,ひたちなか・東海広域事務組合東海消防署の指導・協力の下,規律訓練や分列行進,小型ポンプ中継操作の訓練を行い,参加した団員122人は,熱心に訓練に取り組みました。

前方でマイクの前の台の上に立っている人と向かい合うように整列している東海村消防団の写真
夏季訓練

夏季訓練

分団長の指揮に従い,複数の分団を組み合わせた中隊ごとに規律訓練と分列行進を実施しました。

1.規律訓練

団員の任務を遂行するためには,迅速で的確かつ秩序ある行動が求められます。規律訓練は,そうした行動の基礎となる規律を身につけるためのものです。

訓練では,3つの中隊に分かれ,中隊長の号令に合わせて動きます。基本の姿勢(「気を付け」)や休めの姿勢(「整列―休め」)といった行動一つでも足の開き方や手の位置などが決まっており,一つひとつの動作を確認しながらの訓練となりました。

規律訓練(1)

規律訓練(2)

2.分列行進

20人ほどの集団で歩幅や歩くスピードを合わせて行進することは,考える以上に難しく,消防署員の「いち,に,いち,に」という声に従い,全員が足並みを揃えて行進を行いました。

分列行進(1)

分列行進(2)

3.小型ポンプ中継操作訓練

火災現場の付近に防火水槽や消火栓がない場合に,消防団が所有する小型ポンプを使って,距離が離れた水源に水利を確保する訓練です。

実際に消防団の小型ポンプを2台使用し,防火水槽から2台のポンプを中継して放水するまでの動作を確認しました。団員からは「この防火水槽の水量でどのくらいの時間放水できるのか」「ポンプの水圧はこの状態で良いのか」といった質問が挙がり,訓練に対する積極的な姿勢が見受けられました。

小型ポンプ中継操作訓練(1)

小型ポンプ中継操作訓練(2)

4.ゴムボート取扱い訓練・土のうこしらえ訓練

本格的に台風シーズンに入る時期になり,村内でも今後大雨が予想されるため,その対策として本訓練は実施されました。消防署職員から災害活動事例を交えながら使用上の注意点を受け,実際にゴムボートを膨らまし,使用前後の点検を実施しました。

土のうこしらえ訓練は,土のうを作る訓練です。作った土のうは,パレットの上に並べ,水が越えることを防ぐためなどに使われます。

今後も消防団の活動について,村のホームページで随時紹介していきます。

詳しくは,防災原子力安全課(役場5階/内線1523)にお問い合わせください。

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村民生活部 防災原子力安全課 消防防災・原子力安全担当

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