地震による火災を防ぐ感震ブレーカーについて

更新日:2019年12月23日

阪神・淡路大震災や東日本大震災といった大規模地震による火災の6割以上が,漏電などの電気が原因となる火災とされています。このような火災対策に有効であるとされるのが「感震ブレーカー」です。

感震ブレーカーを設置して,火災から家や地域を守りましょう。

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーとは,地震の揺れをセンサーで感知し,あらかじめ設定しておいた震度以上の地震が起こると,自動的に電気の供給を停止させるものです。感震ブレーカーは,工事の必要なものから,工事不要なコンセント型の物などもあり,各家庭の状況によって使い分けることが可能です。

感震ブレーカーの種類と特徴

分電盤タイプ

分電盤に一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので,基本的には全ての電気が遮断されます。取り付けには工事が必要です。

費用:約2万~8万円

コンセントタイプ

工事が不要なタイプ(コンセント差込型)と,工事が必要なタイプ(コンセント埋込型)があります。個別のコンセントの電気を遮断することができるため,電気ストーブやヒーターなどの熱を発する器具を接続する箇所が適しています。

費用:約5,000円~2万円

簡易タイプ

ブレーカーに直接とりつけるもので工事の必要はありません。揺れを感知し作動すると即座に全ての電気が切れる仕組みになっています。

費用:約3,000円~4,000円

複数のブレーカースイッチのついた分電盤タイプ・コンセント差込口のついたコンセントタイプ・揺れると落ちるボールがスイッチに接続されている簡易タイプの感電ブレーカーのイラスト

詳細は関連資料をご参照ください。

関連資料

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