令和元年度「東海村広域避難訓練」の検証概要について

更新日:2019年12月23日

村では,現在策定中の「東海村広域避難計画」(案)の検証と実効性の向上を図るため,避難先の一つであるつくばみらい市を避難先とした「東海村広域避難訓練」を以下のとおり実施し,添付資料のとおり検証の概要を取りまとめました。

東海村広域避難計画とは,国の「原子力災害対策指針」や県の「茨城県広域避難計画」と整合を図りつつ,原子力災害の発生に伴う東海村民の村外(取手市・守谷市・つくばみらい市)への避難に際して,広報の方法や移動手段,一時集合場所,避難経路,避難所等を定めるものです。

訓練の概要

(1)訓練の内容

避難所に避難する様子
  • 職員非常参集・災害対策本部運営訓練:村災害対策本部の運営を通じて,村や防災関係機関が緊急事態の進展に応じた体制や対応を確認する訓練です。
  • 住民広報活動訓練:村が防災行政無線や緊急速報メール,SNS等を用いて災害情報や避難方法等に関する住民広報を行う訓練です。
  • 住民避難活動訓練:地域住民(自家用車等での避難が困難な方と想定)が一時集合場所に集合し,バス等の大型車両に乗車して避難所に避難する訓練です。
  • 避難行動要支援者避難活動訓練:在宅の避難行動要支援者に対し,村職員・関係機関による一時集合場所への参集支援や,バス等の大型車両による避難が困難な方へ福祉車両を手配し,避難所へ避難する訓練です。また,施設入居者が施設所有の車両で避難する訓練です。
  • 児童・保護者の避難訓練:学校で保護者への引き渡しが完了しなかった児童が,バス等の大型車両で避難所に避難する訓練です。また,避難所で児童の保護者への引き渡しを行う訓練です。
  • 現地災害対策本部設置・運営訓練:避難先自治体(取手市)に村災害対策本部を設置し,避難者情報等の集約を行うとともに,東海村役場と情報共有を行う訓練です。

(2)訓練の実施日時

  • 令和元年6月24日(月曜日)午前8時~午後2時

(3)訓練実施場所

  •  災害対策本部……東海村役場 
  •  一時集合場所……石神コミュニティセンター,中丸コミュニティセンター
  •  小学校……石神小学校,村松小学校
  •  避難所……つくばみらい市谷和原公民館,みらい平コミュニティセンター
  •  東海村現地災害対策本部……取手市役所藤代庁舎2階201会議室

(4)訓練の規模

  • 参加住民250人,村職員・訓練協力機関関係者等約200人
災害対策本部会議の様子
日本原子力発電職員による事故状況の説明
一時集合場所での受付の様子
安定ヨウ素剤を配布している様子
小学生が避難をしている様子
避難行動要支援者が職員の支援により避難している様子
現地災害対策本部における情報共有の様子
村職員が避難所で物資を配布している様子
避難した児童が炊き出しの試食をしている様子
避難した児童の保護者への引き渡しの様子

(5)訓練の検証概要

このページに関するお問い合わせ先

村民生活部 防災原子力安全課 消防防災・原子力安全担当

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-270-4418

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