「東海村原子力安全フォーラム」を開催しました。
東海村では,令和元年9月7日に「東海村原子力安全フォーラム( JCO臨界事故を教訓として,ともに考える)」を開催しました。
1 趣旨
東海村にとって,未曾有の大きな災難であったJCO臨界事故から早20年が経過しようとしている。また,8年前の福島第一原子力発電所事故の影響は本村にも及び,被災地では今も懸命の復旧・復興活動が続けられている。しかしながら,原子力事業所・施設での事故等は繰り返される状況にあり,原子力利用における安全最優先の精神と,数々の取り組みや努力は,令和元年の今日となっても,国民の理解および信頼を得るまでには至っていない。
これらの現状を踏まえ,世界有数の原子力研究開発施設が集積する地域的特徴を有している東海村としては,原子力分野の関係機関・関係者等が一堂に会し,貴重な知見・情報等に接し考えることを通して,安全文化の醸成と防災思想の徹底を発信し,将来にしっかりと教訓を引き継ぐことで,原子力においては“安全が何よりも優先する”という原点を一層深く浸透・追求していくこととする。
2 日時
令和元年9月7日(土曜日)午後1時~4時30分(受け付け開始・開場:正午)
3 会場
東海文化センター(ホール)
4 出席者
- 国会議員,関係省庁・自治体・公共機関,原子力事業者,一般参加者 計305人
5 内容
時間 | 内容 | 場所 |
---|---|---|
午後1時00分 | 開会 | ホール |
主催者・来賓あいさつ | ホール | |
事故概要映写 | ホール | |
講演 | ホール | |
午後1時25分 | (1)村上 達也 氏(前東海村長) 演題:「JCO臨界事故の東海村への衝撃」 |
ホール |
午後2時10分 | (2)桐嶋 健二 氏(株式会社ジェー・シー・オー代表取締役社長) 演題:「JCOの臨界事故後の活動」 |
ホール |
午後2時40分 | 休憩 | ホール |
午後2時55分 | (3)田中 俊一 氏(飯舘村復興アドバイザー/前原子力規制委員会委員長) 演題:「JCO事故と福島第一原発事故から学ぶこと」 |
ホール |
午後3時40分 | (4)福嶋 浩彦 氏(中央学院大学教授/元消費者庁長官/元我孫 子市長) 演題:「市民が原発を「自分ごと化」する」 |
ホール |
午後4時25分 | 原子力安全に向けて(決意) | ホール |
午後4時30分 | 閉会 | ホール |
午後4時40分 | 東海村長記者会見 | 2階会議室 |
6 原子力安全に向けて(決意)
フォーラムの結びに,東海村長 山田 修が,原子力安全に向けた決意を表明しました。
7 東海村原子力安全フォーラム・記録映像
この記事に関するお問い合わせ先
村民生活部 防災原子力安全課 消防防災・原子力安全担当
〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
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更新日:2020年03月06日