放射線測定器貸出し事業における測定(個人測定・派遣測定)結果について

更新日:2019年12月23日

村では,平成23年9月20日から放射線測定(空間線量)器の貸出しを行い、借り受けた方に,ご自分の任意の測定

(一部ボランティアによる派遣測定も含む)箇所の結果(1回当たり5件)を村へ報告して頂いております。  

今回,村内を1キロメートル四方で区切った区域(別添1キロメートルメッシュ区域図のとおり)ごとに,その結果を公表いたします。

8月31日までに2,538件のデータが報告されており,その内の327件(約13.0%)が村で定めた基準値 【0.25マイクロシーベルト毎時】を超えています。その場所は,主に雨どい付近,側溝等となっております。  

1.期間

平成23年9月20日~平成24年8月31日

2.測定器貸出者延べ人数

520人

3.測定機器

環境放射線モニタ Radi(PA-1000)/HORIBA社製

4.測定結果

下記のとおり    

測定結果一覧
区域 測定件数 基準値を超えた件数 最大値
(マイクロシーベルト毎時)
最大値(箇所) 最小値
(マイクロシーベルト毎時)
1-B 5 1 0.305 個人宅 (雨どい付近) 0.094
1-C 32 0 0.183 個人宅 (庭) 0.091
1-E 3 1 0.336 個人宅(駐車場) 0.228
2-B 20 2 0.367 個人宅 (雨水ます) 0.079
2-C 36 1 0.277 個人宅(雨どい付近) 0.070
2-D 70 20 0.800 施設脇 (側溝) 0.098
2-E 35 8 0.477 個人宅 (側溝) 0.123
2-F 6 5 1.202 個人宅 (けやきの木の下) 0.157
2-G 4 3 0.324 公園 0.154
3-A 15 1 0.256 個人宅 (庭) 0.075
3-B 170 2 0.369 個人宅 (雨どい排水溝) 0.066
3-C 222 10 0.377 個人宅(瓦礫を集めた場所) 0.066
3-D 173 18 0.823 個人宅 (排水路付近) 0.079
3-E 98 24 1.345 コミュニティセンター (西側) 0.110
3-F 29 6 0.476 山林 0.069
4-A 26 4 0.367 個人宅 (庭の花壇,畑) 0.093
4-B 115 4 0.380 個人宅 (雨どい付近) 0.062
4-C 256 27 1.086 個人宅 (裏) 0.076
4-D 286 47 0.720 公園 (遊具下) 0.073
4-E 192 27 0.649 個人宅 (雨どい付近) 0.100
4-F 36 10 1.087 国道沿い (木の下) 0.126
5-A 19 2 0.307 個人宅 (道路わき木の下) 0.086
5-B 50 2 0.361 自治集会所 (消防用貯水槽付近) 0.071
5-C 101 13 0.510 個人宅 (駐車場雨どい付近) 0.086
5-D 31 5 0.402 個人宅 (雨どい付近) 0.082
5-E 36 12 0.690 山 (木の下) 0.116
6-A 2 1 0.281 山林 (落葉) 0.142
6-B 161 4 0.343 個人宅 (雨どい付近) 0.081
6-C 139 17 1.069 神社 (木の下) 0.073
6-D 18 10 0.962 道路脇 0.139
6-E 43 18 0.990 個人宅 (山) 0.085
6-F 11 5 0.649 個人宅 (雨どい付近) 0.144
7-B 62 10 0.464 個人宅 (排雨水ますから取った土の上) 0.092
7-C 3 0 0.227 個人宅 (庭) 0.105
7-D 10 1 0.290 個人宅 (雨どい付近) 0.097
7-E 23 6 0.461 個人宅 (雨どい付近) 0.137
合計 2,538 327      

5.東海村の低減対策について 

東海村の基準値は,地表面から50センチメートルの高さで,0.25マイクロシーベルト毎時以下としております。

根拠はPDF「東海村における放射線レベルの低減対策を行う目安について」をご覧ください。

村では,村で定めた基準値(0.25マイクロシーベルト毎時)を超えた場合には次のような低減対策をお願いしております。

1) 準備するもの

作業服,運動靴,軍手,マスク,帽子,タオル 等

2) 土壌の除去方法

雨どい直下

  • 雨どいから直接流れ落ちる場合は,雨樋直下については深さ約20~30センチメートル深さ,雨水の流水経路については長さ約50センチメートル~1メートル,深さ5~10センチメートルの土壌を除去してください。
    (注意)適宜,線量を測りながら流水経路に沿って必要な範囲を除去します。
  • その後覆土してください。
     (注意)覆土することにより,土壌除去後と比較して50センチメートルの高さで約2~4割低減されます。
  • 雨どいから直接側溝等に流れ落ちている場合には,側溝等に残っている土砂を除去してください。

側溝

堆積している土砂等をショベル等で丁寧に除去し,土嚢袋等に入れてください。

芝(草地) 等

根に付いた土ごとに土嚢袋等に入れてください。

立木及び植栽植え込みの土

  • 立ち木については,根本周辺の土壌を約1センチメートル除去し,土嚢袋に入れてください。
  • 植栽植え込みの土については,ショベル等で約1センチメートル除去し,土嚢袋に入れてください。

3) 除去した土壌等の当面の処理方法

土砂を入れた土嚢等は,敷地内に穴を掘り,ブルーシート等で養生して埋設(約40~50センチメートルの覆土)してください。または,敷地内の一角をブルーシートで養生し,一時保管してください。

4) 作業終了時の措置

  • 作業した後は,うがい手洗いを行ってください。
  • 用具類は,使用後よく洗い,作業に使用した衣服等は洗濯してください。(普通の洗濯で十分)

別添

6.各月の測定結果

このページに関するお問い合わせ先

村民生活部 防災原子力安全課 消防防災・原子力安全担当

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-270-4418

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