食品表示を確認しましょう!

更新日:2019年12月23日

新しい食品表示の法律、食品表示法が2015年4月1日に施行されました。
これまで主な食品表示の法律としてJAS法、食品衛生法、健康増進法がありましたが、
新法はこれら3法の食品表示に関する規定を統合したものです。具体的なルールが食品
表示基準に定められ、これまで3法のもとにあった58本の表示基準が1つになりました。

栄養表示が義務化へ

新法の主な変更点は、加工食品の栄養表示が義務化されることです。義務化の成分は
「熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム」の5成分で、ナトリウムの表記は
食塩相当量に変わります。くらしの中で、食塩摂取量を管理するためにもぜひ利用した
いものです。なお、小規模事業者が販売するものや、日替わり弁当のように極めて短期
間で原材料が変更されるものでは表示の省略が認められます。

アレルギー表示がより安全に

ほかにも一括表示欄の表示項目が細かく見直され、アレルギー表示、原材料と食品添
加物の区分、製造所固有記号などのルールが変更されます。
アレルギー表示は原則として個別表記となります。また特定加工食品が廃止され、例
えばマヨネーズなど「卵」を含むことが予想できるものも省略不可となりました。

加工食品では表示の改定に5年の猶予期間

新法では加工食品と添加物は表示の改定に5年の猶予期間があります。

食品表示を読み取ろう

食品表示は事業者と消費者をつなぐ大事な情報伝達手段です。表示から得られる情報
を読み取り、適切に活用しましょう。

消費者トラブルの相談は
東海村消費生活センター 029-287-0585

または…
消費者ホットライン 局番なしの188(いやや)

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