消費者トラブルを学び、 正しい知識を身に付け、「消費者力」を高めましょう
近年は、デジタル化やAI等の技術が急速に進展し、そのスピードがかつてなく速くなる中で、私たち消費者を取り巻く取引やサービス、コミュニケーションも急速に変化し、利便性が増す一方、リスクも多様化しています。 デジタル時代において、私たちが安全・安心かつ豊かな消費生活を送るためには、「消費者力(消費者が消費者として生きる力)」を身に付けることが必要です。また、消費者被害を未然に防止するためには、販売方法の仕組みやリスクを理解し、さまざまな消費者トラブルを学び、正しい知識を身に付けることが大切です。悪質な事業者は様々な手段で大切なお金を奪おうとしてきます。消費者力を高め、消費者として適切な対応ができるようにしましょう。
相談事例
【事例1】覚えのないキャリア決済が行われた。携帯電話会社に確認したところ、プリペイド型電子マネーに約5万円分を2回チャージしたことになっていた。直前に、不正ログインがあったので確認するようにと書かれたメールがあり、記載されていたURLにアクセスしたことが関係しているかもしれない。
【事例2】SNSサイトに表示されたブランド品のネットショップの広告をクリックし、正規取扱店と思い、3万円のショルダーバッグを注文したが偽物だった。
消費者自身が実践する力として
消費者被害を未然防止するために消費者自身が実践する力として、以下の3つを基本的な力と整理しています。
1. 違和感に「気づく力(批判的思考力)」
2. きっぱりと「断る力」
3. 一人で抱えず「相談する力」
また、高齢者等を考えた場合、自身だけでなく家族等周囲の「見守り」の観点も重要であり、周囲をサポートする力として、
1. 家族等の異変に「気づく力」
2. 相談を勧める等の「働きかける力」
も求められるとしています。
加えて、自分や家族等身近な周囲の人々に止まらず、更にその周囲の人々にも手を差し伸べていくこと、そして、社会とのつながりに気づき、社会的課題の解決のために様々な主体の活動に参画・協働して「社会へ働きかける力」を身に付けることにより、消費者被害のない社会作り、「消費者市民社会の構築」を図っていく視点を持つ必要があります。
お問い合わせ
消費者ホットライン︰188(いやや)
※お近くの消費生活センターへ繋がります。
茨城県消費生活センター︰029-225-6445
平日 9時から17時まで
日曜(電話のみ) 9時から16時まで
※土曜日,祝日はお休み
東海村消費生活センター︰029-287-0858
平日 9時から12時,13時から16時
※土曜日,日曜日,祝日はお休み
この記事に関するお問い合わせ先
産業部 産業政策課(東海村産業・情報プラザ アイヴィル内)
〒319-1118 茨城県那珂郡東海村舟石川駅東三丁目1番1号
電話番号:029-287-0925
ファックス:029-283-5001
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更新日:2025年09月08日