保護司会･更生保護女性会について

保護司会・更生保護女性会は、ともに「更生保護」活動を担うボランティアです。「更生保護」とは、犯罪や非行の防止と、不幸にして罪を犯してしまった人たちの立ち直りを支える活動のことで、「支え合い、思いやりの心」が、この活動の原点となっています。東海村には10人の保護司と、約35人の更生保護女性会会員がいて、様々な活動を通し、更生保護活動を展開しています。

保護監察官と協力して、保護観察（犯罪や非行に陥った人のうち、裁判所で保護観察を受けることになった人たちや、刑務所や少年院から仮釈放を許可された人たちに対して、生活の目標や指針を定めて守るように指導監督する一方で、就職の援助や宿泊所の提供などの補導援護を通じて、更生を促進しようとするもの）を行うほか、犯罪や非行防止のための活動を、役場や関係機関と協力しながら行います。

犯罪や非行の防止のための啓発活動や、少人数の住民による対話集会（ミニ集会）の実施、矯正施設の慰問、保護司への協力などのほか、子育て支援活動などの地域社会づくり活動を幅広く行います。

このほか、犯罪や非行のない明るい社会の実現を目指す運動である「社会を明るくする運動」を強力に推進するため、両者は常に協力し合いながら、イベントでの啓発活動などを展開しています。