真崎コミセン
(2)地域課題「自治会への加入促進について」
【説明(今回の議題を取り上げた理由)】
(真崎区 黒羽根 弘一 自治会長)
 今回幾つかの観点からこの議題を取り上げさせて頂きました。まず,現在の自治会加入率の状況ですが,東海村全体として59.4%,この真崎コミセン区で見ますと,真崎区43.8%,舟三区32%,滝坂区と荒谷台区は100%超(村外に住所登録をしている方がいるため)であり,真崎地区4自治会(真崎区,舟三区,原電滝坂区,原子力機構荒谷台区)の平均加入率は48%となっております。
 
 また,村内で加入率が最も低い地区として舟三区の32%,次に舟二区の33.8%,真崎の43.8%となり,百塚区,白方区の順となっており,東海駅を中心に常磐線をはさんだ市街化区域の加入率の低さが目立ちます。また,東海村の自治会加入率は他の市町村に比べても低く,今後益々低くなる傾向にあると思われます。

 その他,自治組織に入っていないことにより,一人ひとりの意見が地域の意見として反映され難いことや,自治会費や日赤社費,村民会議費などを払わない,資源ごみ回収の際の立会いに参加しない,防災防犯活動に加わらないなど,公平公正の面においても不公平との指摘も常日頃から受けておりますし,要支援者に対する見守りを含め福祉面における対応についても懸念されており,この自治会の未加入者の問題は,大変大きな要素を含んでいるのかと感じておりますので,今回の地域課題として提案させて頂きました。

 忌たんのない御意見を頂ければと思っております。宜しくお願い致します。
【◇:住民  ◆:行政】
◇ 加入率が低いことによって,実際にどのような問題が生じてくるのか。
◇(真崎区自治会長) 現在,真崎区では常会未加入者が大勢いるが,災害の際など地域として放っておくことはできない。従って多くの方々が地域で見守り活動ができるような組織体系を作り上げておく必要がある。地域の防災・防犯や福祉の面でも,同じ地域の多くの住民の方々が普段から交流を持って地域の絆を深めることで安心して暮らせる地域が築けると思う。
◇ 転勤で一時的に住んでいる方など,現役で仕事をしている時期などは特に地域活動に協力する思いになりにくいのが現状かと思う。その方々をどのように引き込むかが非常に難しい。
◇ 現在は子ども会だけ見ても,自治会費を納めていない人の方が多い状況となっている。これら自治会に加入していない人々をどうすれば加入へ導けるのか,行政ばかりに頼らず,本日集まった皆さんで考えるべきではないだろうか。
◇ 年を重ね,地域になじんでいくうちに地域とのつながりの必要性を感じている。はなみずき組は直送組であり,地域とのつながりのない現状に不安である。個人的には近隣の自治会に加入していけるよう努めていきたい。
◇ 舟石川三区では,区画整理も終わり,集合住宅の増加に伴い加入率自体は低下したが,加入者数は減っていない。今後は自治会ごとにパンフレットを作成し,役場窓口や不動産業者にも紹介するなど,地域と行政が一体となって加入率の向上に努めていきたい。
◇ 真崎地区周辺は村内でも特にアパートが多いので,大家さんへPRが必要ではないか。また独身寮については,事業所に依頼して加入の方向へ持っていくべきだろう。ただ,会費の徴収方法などの負担面についての検討は必要だと思う。
◇ 東海村でも住民自治基本条例などを作る方向だと伺っている。東海村の住民としての責務などを示す必要性を感じる。決して行政側で自治会加入を強制することは出来ないだろうが,住民参画を理解してもらえるようなものをお願いしたい。
◆ 全く同意見である。地域社会に対する地域住民としての責務を理解して頂けるような「自治基本条例」が必要である。また,地域組織の基盤となる自治会の意味や性格を規定することも必要。低迷する自治会加入率の問題については,これまでと違った対策を真剣に講じる。全て行政が解決してくれるという時代ではなくなっているので,皆様のご協力をお願いしたい。