坂元 眞一研究員・宇津巻 竜也研究員

最先端科学が身近にある“サイエンス”なまち

坂元 眞一さんと宇津巻 竜也さん

File.06 J-PARCセンター広報セクション 坂元 眞一研究員・宇津巻 竜也研究員

J-PARCセンターは、JAEA(日本原子力研究開発機構)とKEK(高エネルギー加速器研究機構)の職員が共に運営する機関で、広報活動の一環として東海村と連携し、小・中学校で、実験や工作等を行う体験型学習を実施しています。「子どもたちが楽しみながら科学に触れ合える機会をつくる」、これこそ地域貢献の第一歩。

「東海村子ども科学クラブ」や「東海村エンジョイサマースクール」などの実験イベントや、東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)で定期的に行われているサイエンスカフェの企画・立案・運営に関わる仕事をされている坂元さんと宇津巻さんに、お話しを伺いました。

子供達に科学について教えている坂元さん

科学に触れる、楽しむイベント満載なまち

「ハローサイエンス」は、J-PARCセンター広報セクションが行っている広報活動で、子ども向けの実験教室等を実施しています。小学校への出張授業もその一環で、安全面に配慮しながら子どもたちが楽しんで科学に触れあえるよう取り組んでいます。

また、毎月最終金曜日には、東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)で、「サイエンスカフェ」を開催しています。毎回、J-PARC職員や共同研究者を講師に招き、1時間ほど科学に関する様々なトークセッションや実験を行っています。参加費無料・申込み不要なので、子どもから大人まで参加してくれています。専門的な話も分かりやすく噛み砕いて話し、自由に質問を受けながら、科学や研究者をより身近に感じていただける機会になっています。

集合写真

サイエンス&グローバルシティ“東海村”

東海村には大規模な研究・実験施設があるため、外国人研究者も多くいます。中には1年以上長期滞在する方や、家族と一緒にいらっしゃる方も。主に素粒子系の研究になるので、アメリカやヨーロッパからの研究者が多いですが、東南アジアやアフリカなど世界中から集まっています。その為、折り紙や書道など日本文化に親しんでもらう交流の場を設けていたり、日本語教室を開くなどの活動もしています。外国人研究者には担当の職員が付き、病院など生活のフォローもしているんです。

また、ニュートリノ実験における大きな会議が、年に3回ほどここのJ-PARCセンターで行われます。世界中からの研究者が一堂に会した際も、外国人研究者に向けた日本文化イベントを開催しています。

村のおすすめのもの・場所BEST3

01 姉妹都市交流会館

姉妹交流会館の外観

東海村と姉妹都市アメリカアイダホ州アイダホフォールズ市との交流20周年を記念してできた施設です。毎年アイダホフォールズ市との交換留学を行っており、J-PARCセンターの見学にも訪れます。

02 原子力科学館

原子力科学館nの内観

J-PARCセンターと共同で実験イベントを開催するなど、共に科学活動を行う施設です。科学館としての規模が大きく東海村に限らず各地から小学生などが見学に訪れることも多いです。

このページに関するお問い合わせ先

総合戦略部 地域戦略課 広報・シティプロモーション担当

〒319-1192 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
電話番号:029-282-1711
ファックス:029-287-0317

メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2019年12月23日