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平成31年東海村新年賀詞交歓会

平成31年東海村新年賀詞交歓会が開催されました!

平成31年1月11日(金曜日)午前10時30分から,東海村新年賀詞交歓会が同会発起人会主催により開催されました。

本会は東海村の飛躍発展を目指す意見交換の場として毎年開催されており,本年は山田村長をはじめとする村内の各界各層の方,316名が参加しました。

会では来賓の国会議員の方々等から祝辞があり,また,平成30年春・秋の叙勲受章者の方へ花束が贈呈されました。

 

賀詞交換会の様子
発起人叙勲受章者
会場1会場2

 

山田村長年頭祝辞

皆様、新年明けましておめでとうございます。
清々しい新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
 
東海村の関係者が一堂に会するこの賀詞交歓会が、今年も多くの皆様方にご参加頂き、盛大に開催されますこと、発起人の一人として大変嬉しく思っております。今年は、ちょっと開催時期が遅くなってしまいましたが、新年のスタートとして、元気溢れる集いにいたしましょう。
 
今年は「イノシシ年」であります。昨年の「戌」(いぬ)は“草木が枯れる状態を表している”とのことでありましたが、今年の「亥」(いのしし)は“新たな生命が種子の中に閉じ込められた状態を表している”とのことであります。十二支の中では最後であり、次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄える年と言えるのではないでしょうか?この亥年生まれの人の性格は「強い意志を持ち、どんな困難があろうと目標を達成していく」という一方で「頑固で人の話を聞かない」と言われています。でも、「正義感が強く優しい心の持ち主」とも言われていますので、年男年女の皆さん、自信を持ってください。
そして、今年は、5月に新天皇が即位され元号も切り替わります。新たな時代の幕開けに相応しく明るい話題が多い一年となるよう祈念したいと思います。
 
さて、昨年の話ではありますが、東海中男子駅伝チームが県大会優勝と全国大会8位入賞という快挙を成し遂げましたので、改めてご報告いたします。今回のチームは、3年生が5人、2年生が4人の9人で編成されていましたが、出場した6人の頑張りはもちろんのこと、サポート役の生徒の力も含めて、素晴らしいチームワークで襷を繋いでくれました。実は教育長から「今年の東海中の男子駅伝は強いよ!」と聞かされていましたので、ある程度はやってくれるだろうと思っていましたが、本当に素晴らしい成績で感動しました。何よりも、子どもたちの活躍は、村民に元気を与えてくれますので、これからも、こうした嬉しい話題は、どんどん取り上げていきたいと思います。
 
一方で、明るい話題の後に、ちょっと残念な話をしなければなりません。昨年一年間の出生数が281人となりました。1月~12月の統計で、平成29年が321人でしたから、40人減少したことになります。私も平成30年は300人を切るかもしれないと思っていましたが、ここまで減るのかと驚いているところです。まだ、転出入の状況まで把握していませんので、何とも言えないところはありますが、凄い勢いで人口減少に突入しているようです。本村の今の人口ビジョンでは、現在の人口をキープしていくために、出生数が年間350人、転入超過が年間100人という数字が必要となりますが、現状を直視すれば、人口ビジョンの見直しは避けられないでしょう。この人口減少問題は、既に多くの自治体が直面している課題であり、特に、年少人口が減るということは、幼稚園、保育園、学校の運営に大きな影響を及ぼしますし、その親世代も減少しているわけですから、地域社会にとっても深刻です。
やはり、若い世代の方々に「この村に住みたい、住み続けたい」と思ってもらえるような生活基盤の充実は、ハード・ソフト両面で更に強力に取り組んでいかなければならない最重要テーマであると考えております。
 
そういう中で、今年は、新たな総合計画づくりに着手します。今は第5次総合計画の後期基本計画が推進されていますが、2020年度までの計画となっています。一方で、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、2019年度が終期なっています。そこで、私は、「総合計画」と「総合戦略」の改定を合わせるために、1年前倒して第6次総合計画の策定に取り組むこととしました。大変タイトなスケジュールとはなりますが、人口もこれだけ急激に変化している中では、新たな施策を打ち出していくことが、村民に、夢や希望を与えることになると確信しております。これまでは、理念が先行して理想を追い求め過ぎた傾向にあったと感じており、今回の計画では、本当の意味で「村民が」主体となって「まちづくり」を実現できるような内容にまとめ上げたいと考えています。是非、幅広い世代の方々に参画して頂ければと願っております。
 
今年の大きな話題は、やはり茨城国体でしょう。これまでも着実に準備を進めてまいりましたが、プレ大会での反省を踏まえ、必ず成功させるべく全職員一丸となって取り組んでまいります。当然ながら、大会を盛り上げるためには、ホッケー競技の試合会場に、多くの村民の皆様にご来場頂かなければなりません。関係者だけでなく、村全体で“おもてなし”ができるよう皆様方にも格別のご協力をお願い申し上げます。なお、国体終了後には、レガシーとしまして「ホッケーのまちTOKAI」を打ち出していきたいと考えていますので、引き続き、皆様方には応援のほど、よろしくお願いいたします。
 
原子力政策においては、東海第二発電所の安全審査が終了し、次の段階に進むのではないかと考えています。昨年3月に事業者と6市村が新たな安全協定を締結し、今後の対応に向けて一定の理解が得られたところではありますが、現時点では、その信頼関係は揺らいでいるものと思われます。今後、事業者が行う安全性向上対策の実施にあたっては、各自治体並びに住民への丁寧な説明が必要となります。一方で、自治体が取り組む広域避難計画の策定については、実効性をどのように担保していくのかという課題はありますが、広域避難訓練等の実施により、住民の理解が得られるよう取組みを強化していかなければなりません。
なお、今年は、JCO臨界事故から20年という節目の年となります。あの事故の教訓は引き継がれてきたものとは思いますが、昨年も村内事業所において事故やトラブルは発生しています。改めて、原子力関係者には、「安全文化の醸成」を徹底して頂きたいと強く感じているところであります。
 
最後に、今年も勝田全国マラソン大会に出場いたします。例年に比べて練習量が足りず不安な気持ちもありますが、沿道で応援していただいている村民の皆様からの声援を力に変えて、何とか完走したいと思います。タイムは気にしません。
 
結びに、本日お集まり頂きました皆様にとりまして、今年一年が良い年になりますように、そして東海村が飛躍できる年になりますことを祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。本日は、誠におめでとうございます。
 


掲載日 平成31年1月22日
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