東海村水防団が「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。
平成30年5月26日(土曜日),東海村水防団員が常陸太田市久慈川河川敷にて「久慈川水系連合水防訓練」を実施しました。
東海村水防団では,「土のうごしらえ」「竹とげ」「むしろ張り」の訓練を行いました。
水防団・水防団員とは
村では,主に久慈川の水害防止を目的として,消防団が水防団を兼ねる形で「東海村水防団」を設置しています。そのため,消防団員は水害の発生時には水防団員として活動します。
消防団員は,消防団を設置する地域住民から任用され,本業の職業を持つ傍ら,非常勤特別職の地方公務員として活動しています。
村の消防団員は,平成30年4月現在で193名おり,火災や災害に備え,定期的に設備の点検や巡視を行い,訓練を重ねています。
主な活動内容
水防団員は,水防団長の指揮の下,大雨や台風発生時に久慈川沿岸のパトロールを行うほか,河川氾濫の恐れがあるときは,消防職員とともに土のうを積む作業などに当たります。
久慈川水系連合水防訓練
久慈川の氾濫に備え,東海村や日立市,常陸太田市,那珂市,常陸大宮市の4市1村の水防団員と国・県・村の職員あわせて約300名が参加し,8種目の水防工法を確認する訓練を実施しました。東海村水防団員も約50名が参加し,以下の3種目の訓練に取り組みました。
(1)土のうこしらえ
土のうを作る訓練です。つくった土のうは,堤防の上に並べて水が堤防を越えることを防ぐためなどに使われます。
今回初めて参加した女性団員も訓練を行いました。
(2)竹とげ
水防工法のひとつで,五徳縫い,折り返し工法等,堤防の亀裂防止に使用する竹を尖らせる作業です。
(3)むしろ張り
水防工法のひとつで,川側の堤防崩壊や透水を防ぐための工法です。
今後も水防団や消防団の活動について,村のホームページで随時紹介していきます。
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掲載日 平成30年6月1日
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