今月は目の健康「老眼」についてのお話です。
@新聞の字が読みづらい
A読書をしていると目が疲れやすくなった
B細かい作業をしていると頭痛や肩こりがする
―こんな症状はありませんか?
これは、いわゆる老眼といわれる状態になっているのかもしれません。一般的に、老眼は高齢になってからなると思われがちですが、実際は40歳前後が老眼の始まりだというのをご存じでしたか?
そもそも老眼とは、眼球の中でレンズの働きをする水晶体が加齢とともに硬くなり、調整力が衰えてピントを合わせることが難しくなった状態なのです。個人差もありますが、目の調整力は65歳ごろにはほとんど無くなってしまうので、誰もが老眼になるといえるでしょう。
また、近視は老眼にならないという話がありますが、近視の人も老眼になります。もともと遠くが見えにくく近くが見えやすい近視の人は、遠視の人よりも老眼の自覚症状が遅いだけのことなのです。
「近いところが見えにくい、近くを見てすぐ遠くを見るとピントがずれる」
40歳を過ぎて、このような症状に気が付いたら、目の健康診断も兼ねて、ぜひ眼科に足を運んでください。なぜなら、老眼の始まる年齢は、ちょうど生活習慣病の入り口ともいえるのです。目の検査から糖尿病などの病気が見つかることもあります。目がかすむのは老眼が原因なのか?また、疲れや頭痛の原因は? 原因をはっきりさせ、それに応じた処置をしましょう。
老眼は病気ではなく、誰にでもおきるいわば老化現象。老眼になってしまったら、自分に適した老眼鏡をできるだけ早く使用し、上手に付き合いましょう。
|
|