原子力事故が起こったら…(屋内退避・避難)

■防護対策とは
 「放射性物質の大量の放出」があった場合に、周辺地域の方々の被ばくを避け、またはできるだけ低減するために講ずる措置をいいます。
 防護対策には、事故の状況や周辺地域の人たちが受けると予測される放射線量に応じて、屋内退避、コンクリート屋内退避、避難、飲食物の摂取制限及び医療救護の措置がありますが、これは放射線量が、「原子力安全委員会」で決めた指標を超えると予測されるときにとられるものです。
 放射能測定の結果、放射線の量が国の示した指標線量を超えると思われるときは、防護対策を必要とする地区の皆さんに対して、屋内退避または避難の措置をとります。

●屋内退避の指示が出たときは、家の中にとどまり外気が入らないようドアや窓を閉め、換気扇は止め、防災行政無線、ラジオ、テレビなどの情報に注意して下さい。

●避難というのは、現在住んでいるところから安全な地区へ移ることです。避難の指示、輸送などは東海村の職員や消防団員、警察官などが行います。

●避難の際には、落ちついて、隣近所にも声をかけて、最小限の必需品だけ持って一時集合場所に集まってください。



■指示の内容
1.災害の現況と予測
2.コンクリート屋内退避または避難をするのはどの地域なのか
3.その地域のだれが対象なのか(乳幼児、児童、妊婦、全員など)
4.いつ、どんな方法で、どこへ退避または避難するのか
5.どんな準備をしたらいいのかなど

■屋内退避の効果
 建家の放射線をさえぎる効果等によって屋内に退避しただけでも、放射線から防護されますので、放出された放射性物質が少ないときは、それで十分です。また、コンクリート建家の屋内は木造家屋より放射線をさえぎる効果が大きく、機密性も高いので放射線の量を相当減らすことができます。
 
■屋外でのかんたんな被ばく防護法
 放射性物質を吸い込まないよう、タオルを4つ折にし、水でぬらし固くしぼり、口や鼻を保護すると、かなりの放射性物質の吸い込みを防護することができ、内部被ばくを防ぐ効果があります。